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ファクタリングの審査に落ちた!?その原因と審査に通過するためのコツについて解説!

ファクタリングの審査で重要視されるポイント

ファクタリングを利用するには必ず審査に通過する必要があります。審査基準は各ファクタリング会社によって異なりますが、自社へのリスクの把握や売掛債権が実在しているかなど、共通している部分も多くあります。そこで本章では、ファクタリングの審査で重要視されるポイントについて解説していきます。

1.売掛先の信用力

ファクタリングの審査では、売掛先の信用力が最も重要視されます。なぜなら、売掛先の信用力が低ければ未回収リスクが高くなるからです。銀行融資やカードローンの審査では、利用者から返済をしてもらう必要があるため、利用者の信用力を最も重要視します。しかし、ファクタリングでは売掛先から売掛金を回収する必要があるため、売掛先の支払い能力が重要になるのです。このように、売掛先の信用力はファクタリング会社が背負うリスクにも直結するため、審査で重要視されるポイントとなります。

2.ファクタリング利用者の信用力

ファクタリングの審査では、ファクタリング利用者の信用力も見られることになります。これは、利用者による売掛金の持ち逃げ・使い込みリスクを事前に防ぐためです。2社間ファクタリングにおいては、一度売掛先から利用者へ売掛金が入金されるため、利用者による売掛金の持ち逃げ・使い込みリスクがあります。利用者が売掛金を持ち逃げ・使い込みしてしまうと、ファクタリング会社は損失を受けることになるため、利用者の信用力も審査で重要視されるポイントとなります。

3.債権の内容

ファクタリングの審査では、債権の額面や支払期日などの債権の内容も重要視されます。なぜなら、債権の内容によってはファクタリング会社が背負うリスクが大きくなるからです。例えば、支払期日が3カ月先の売掛債権の場合、支払期日が1ヶ月先の売掛債権よりも売掛先の倒産や経営悪化などの理由による未回収リスクが高くなります。また、売掛債権の額面が高額であればあるほど、未回収となってしまった場合の損失が大きくなってしまいます。そのためファクタリングを利用する際は、支払期日までの期間が短い、売掛債権の額面が極端に大きくないなど、ファクタリング会社にとってリスクの低い債権を優先的に利用するようにしましょう。

ファクタリングの審査に落ちてしまう原因

ファクタリングは比較的新しい資金調達方法であるため、内容を理解せずに申し込みを行っている方も多いのではないでしょうか。内容を理解せずに申し込みを行うと、審査に落ちてしまう原因にもなりかねません。本章では、ファクタリングの審査に落ちてしまう原因について解説していきます。

1.売掛先の信用力が低い

上述したように、ファクタリングの審査では売掛先の信用力が最も重要となります。そのため、現状は順調に経営を行っている企業であっても、金融事故や税金の滞納などを経験している場合は、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。これは、売掛先の信用力が低いことによって、ファクタリング会社の未回収リスクが高くなるためです。そのため、どうしてもファクタリングを利用して資金調達を行いたい場合は、大手企業や官公庁など、比較的信用力の高い売掛先との売掛債権を利用するようにしましょう。

2.ファクタリングでは利用することのできない債権を利用している

譲渡特約禁止条項付きの債権や支払期日が過ぎており売掛先の倒産などの理由により回収不能となっている不良債権は、ファクタリングで利用することはできません。ファクタリングで利用できる債権は、原則商品・サービスの提供・検収が完了しており、支払期日・金額に関して利用者と売掛先の双方が合意している”確定債権“のみです。そのため、上述したようなファクタリングで利用することのできない債権は、審査に落ちる原因となってしまいます。しかし、2020年4月に、譲渡特約禁止条項が譲渡特約制限条項へと改正されたため、現在では譲渡特約禁止条項がある債権でも、ファクタリングで利用することが可能となりました。

3.債権の額面が少なすぎる

ファクタリング会社は、売掛債権を買取る際の手数料で利益を得ています。しかし、少額債権は、手数料を高く設定したとしても、それほど利益を得ることができないため、避けているファクタリング会社がいることも事実です。少額債権に対応しているファクタリング会社もありますが、対応していないファクタリング会社を利用する場合は、対応可能な債権を利用するか、複数の少額債権を合算するかの2択となります。

4.支払期日までの期間が長い

ファクタリングでは、一般的に支払期日までの期間が30日以内の売掛債権が好ましいとされており、60日以上の売掛債権は審査に落ちる原因となってしまう可能性があります。なぜなら、支払期日までの期間が長いと、それだけ売掛先の倒産などの理由により未回収となってしまうリスクが高くなるからです。また、たとえ審査に通過できたとしても手数料が高くなる原因にもなりかねません。ファクタリングを利用する際は、できるだけ支払期日までの期間が短い売掛債権を利用することで、審査だけでなく手数料も優遇されることになります。

5.ファクタリングの利用に関して売掛先から承認を得ることができない

利用者・売掛先・ファクタリング会社で取引を行う3社間ファクタリングでは、ファクタリングの利用に関して売掛先から承認を得る必要があります。しかし、売掛先がファクタリングに対してネガティブなイメージを持っており、承認をえることができなかった場合は、3社間ファクタリングを利用することはできません。この場合は、手数料の低さが魅力的な3社間ファクタリングを諦め、2社間ファクタリングを利用するしかありません。3社間ファクタリングは、信頼関係のある売掛先であれば承認を得ることができる可能性がありますが、ファクタリングに対して理解のない売掛先の場合「資金繰りが厳しいのでは」などの不安を抱かれ、今後の取引に悪影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。

6.ファクタリング審査に必要な書類に不備・不足がある

ファクタリング審査では、売掛先の信用力・売掛債権の実在性を確認するためにいくつかの書類を提出する必要があります。一般的には、身分証明書・通帳のコピー・請求書など、4~5種類ほどの書類で済む場合がほとんどですが、審査が厳しいファクタリング会社ではそれ以上の書類の提出を求められる場合があります。これらの書類に不備・不足があると、ファクタリングの審査に落ちてしまう原因にもなりかねません。ファクタリングを利用する方の中には、緊急性の高い資金調達が必要な方も多いかと思いますので、効率的にファクタリングを利用するためにも、書類については事前に提出できる状態にしておきましょう。

7.売掛先が個人事業主

ファクタリング会社の中には、法人に限らず個人事業主やフリーランスを利用対象としている会社もあります。しかし、これは利用者の話であり、”売掛先“が個人の場合は審査に落ちる原因になってしまいます。なぜなら、個人事業主は法人に比べて事業規模が小さいため、未回収リスクが高まるからです。売掛先の業務形態が法人であるか、個人であるかというのは、売掛先の信用力を確かめる重要な指標となります。そのため、ファクタリング会社を利用する際は、なるべく法人が売掛先となっている債権を利用するようにしましょう。

8.ファクタリング利用者に問題がある

ファクタリングには、二重譲渡や売掛金の持ち逃げ・使い込みなど、ファクタリング利用者が引き金となるリスクが存在します。そのため、利用者の信用力も審査に影響を与える1つの要素となるのです。基本的に売掛債権や売掛先に問題がなければ審査に通過することはできますが、利用者の信用力が原因となり審査に落ちてしまう可能性も十分に考えられます。そのため、架空の身分証明書の提出や面談の際の見た目・態度など、信用力を損なうような行動は慎むようにしましょう。

ファクタリングの審査に通過するためのコツ

上述したように、ファクタリングの審査に落ちてしまう原因はさまざまです。しかし、「ファクタリングの審査に通過するためのコツ」を理解しておくことで、審査に通過できる可能性を格段にアップさせることができます。本章では、ファクタリングの審査に通過するためのコツについて解説していきます。

1.信用力の高い売掛先との売掛債権を利用する

上述したように、ファクタリングの審査では、売掛先の信用力が最も重要となります。そのため、経営が安定している大手企業や継続的に取引を行っている企業との売掛債権は、審査に通過しやすい傾向にあるのです。このような売掛債権は、ファクタリング会社にとって低リスクで収益を確保できる債権となるため、歓迎されやすくなります。また、審査に通過できるだけでなく、手数料面でも優遇される可能性が高いため、ファクタリングを利用する際は、信用力の高い売掛先との売掛債権を利用するようにしましょう。

2.売掛債権が実在することを証明する書類をできるだけ多く提出する

売掛債権が実在することを証明する書類は、ファクタリング審査において安心要素として評価されます。そのため、請求書のほか、発注書・受注書・売掛先との基本契約書など、売掛債権が実在することを証明できる書類をできるだけ多く提出することで、審査に通過できる可能性が高くなります。逆に売掛債権が実在することを証明する書類が少ないと、ファクタリング会社は二重譲渡などのリスクを懸念するため、審査が長引くまたは審査に落ちてしまう原因にもなりかねません。スムーズな資金調達を行うためにも、できるだけ多くの書類を準備しておきましょう。

3.3社間ファクタリングを利用する

3社間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社で取引を完結することができる2社間ファクタリングと比べて、審査に通過しやすい傾向にあります。これは、売掛先も取引に参加することから、未回収リスクが軽減されるためです。資金調達スピードや売掛先に知られずにファクタリングを利用することができる2社間ファクタリングですが、審査に通過できる可能性を高めたい場合は3社間ファクタリングの利用をおすすめします。未回収リスクの低い3社間ファクタリングは、手数料が低く設定されやすい傾向にあるなど、利用者にとってもメリットがあります。

まとめ

本記事では、ファクタリングの審査に落ちてしまう原因と審査に通過するためのコツについて解説させていただきました。ファクタリングでは、上述したような原因により審査に落ちてしまう可能性もありますが、ファクタリング業界全体の審査通過率は90%以上となっているため、融資やカードローンなど他の資金調達方法と比べると、審査に通過することはそれほど難しいことではありません。実際に多くの企業や個人事業主がファクタリングによる資金調達を成功させています。本記事で解説した「ファクタリングの審査に通過するためのコツ」を参考にし、ファクタリングの審査にチャレンジしましょう。

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