ファクタリングは債権の一部買取にも対応?メリットや注意点について解説! | 【即日可能】事業者向け即日ファクタリングならMSFJ株式会社
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ファクタリングは債権の一部買取にも対応?メリットや注意点について解説!

ファクタリングは債権の一部買取に対応している

一般的なファクタリングにおいては、債権の額面金額をすべて買取りますが、利用するファクタリング会社によっては、債権の一部買取にも対応しています。
たとえば、額面100万円の債権を保有している場合、このうち10万円だけ、30万円だけというように資金調達したい金額だけを買取ってくれるのです。
必要な金額だけを素早く調達できるファクタリングは、非常に柔軟性の高い資金調達方法だといえるでしょう。
また、債権の一部買取によって、手数料を抑えることもできます。
債権の一部買取に対応していない場合、100万円の債権のうち10万円だけ現金化するということができません。
そのため、100万円の債権を手数料率10%買取してもらった場合、10万円の手数料が発生することになります。
一方、債権の一部買取に対応している場合、100万円の債権のうち10万円だけを買取してもらうことができるため、わずか1万円の手数料で済みます。

債権の一部買取で対象となる債権の種類

ファクタリングの買取対象となる債権は、基本的に確定債権のみです。
確定債権とは、請求金額や支払期日に関して利用者と売掛先の双方が合意に至っている債権のことを指します。
確定債権でなければ、ファクタリング契約後に売掛金の金額や支払期日が変動する可能性があるからです。
たとえば、未確定の債権100万円のうち70万円分だけ一部買取を申し込んだとします。
問題なく100万円の売掛金が入金されれば問題はありませんが、売掛先の経営悪化や経済情勢などの諸事情により、債権の金額が50万円で確定したとしましょう。
この場合、債権の一部買取金額70万円を20万円ほど下回っているため、利用者は手元資金から不足分をファクタリング会社に支払わなければいけません。
しかし、利用者に手元資金がない場合、ファクタリング会社は20万円の損失を受ける、もしくは損害賠償請求などの手続きを行わなければいけません。
このように、未確定の債権はファクタリング会社にとってリスクが高いことから、買取対象となる債権は、基本的に確定債権のみとなっています。

債権の一部買取を依頼した場合の返済方法

債権の一部買取を行えるのは、基本的に2社間ファクタリングのみです。
なぜなら、3社間ファクタリングで債権の一部買取を行った場合、売掛先はファクタリング会社と利用者の2社に売掛金を入金しなければいけないからです。
そのため、債権の一部買取では、本来の売掛金の支払期日に、売掛先から利用者に対して売掛金が入金されます。
債権の全額買い取りの場合は、売掛先から受けた売掛金をそのままファクタリング会社へ入金します。
しかし、債権の一部買取の場合は、買い取ってもらった金額だけをファクタリング会社へ入金することになります。

ファクタリングで債権の一部買取を利用するメリット

利用するファクタリング会社によりますが、ファクタリングでは債権の一部買取が可能です。
債権の一部だけを買取ってもらうことで、必要な金額だけを素早く資金調達できるなど、さまざまなメリットがあります。
本章では、ファクタリングで債権の一部買取を利用するメリットについて解説していきます。

1.必要な金額だけを素早く資金調達できる

ファクタリングで債権の一部買取を利用することで、必要な金額だけを素早く資金調達することができます。
債権の一部買取に対応していないファクタリングを利用する場合、10万円の資金需要に対して100万円の債権しか保有していないのであれば、無駄な資金を調達しなければいけません。
手元資金が手厚くなるメリットはあるものの、ファクタリング会社へ支払う手数料が大きくなってしまうのです。
たとえば、10万円の資金需要のために、100万円の債権を全額ファクタリングした場合、手数料率10%であれば10万円の手数料が発生します。
一方、同条件で100万円の債権のうち10万円分だけの一部買取を利用した場合、ファクタリング会社へ支払う手数料は1万円のみで済みます。
このように、資金需要と保有している債権の金額に差異があると、無駄な手数料を支払うことになり、資金繰りが悪化してしまうことにもつながってしまいます。
また、必要な金額だけを調達する手段として、金融機関からの融資も考えられますが、資金調達までに数週間ほどの期間を要するケースがほとんどです。
そのため、必要な金額だけを素早く資金調達したい場合は、ファクタリングが適しているといえるでしょう。

2.利用ハードルが低い

ファクタリングは、債権の全額買い取り、一部買取に限らず、業界全体を通して利用ハードの低い資金調達方法です。
ファクタリング会社によっては、審査通過率が90%を超えるなど、ほかの資金調達方法よりも審査に通過しやすい傾向にあります。
ファクタリングで債権の一部買取を利用する方は、数十万円など、少額の資金調達を希望されていると思いますが、ファクタリングであれば少額債権の買取にも問題なく対応することができます。
一方、利息で利益を得ている銀行などの金融機関は、あまり利益が見込めない少額融資に対しては消極的です。
たとえば、金融機関が年利3%で1,000万円を融資する場合、1年間で得られる利益は単純計算で30万円ほどです。
一方、同条件で10万円を融資した場合、1年間で得られる利益は単純計算で3,000円ほどしかありません。
金融機関としては、10万円を100人に融資するよりも、1,000万円を1人に融資したほうが効率的に利益を得ることができるため、少額融資に対しては消極的なのです。
利用者としても、金融機関の厳しい審査を受けて10万円の融資を受けるよりも、ファクタリングで債権の一部買取を利用したほうがはるかに効率的です。

3.融資の審査に落ちても利用できる

ファクタリングの債権一部買取は、融資の審査に落ちている方でも利用可能です。
なぜなら、ファクタリングと融資では、審査基準が異なるからです。
融資の場合は、利用者自身に返済をしてもらう必要があるため、利用者自身の信用情報や経営状況が重視されます。
一方、ファクタリングでは、売掛先から売掛金を回収する必要があるため、売掛先の信用力が重視されるのです。
そのため、利用者自身の信用情報や経営状況が原因となって、融資の審査に落ちてしまった場合でも、ファクタリングの債権一部買取は利用することができます。
また、業歴が短い場合も同様です。
融資の場合は、これまでの業績や業歴から、利用者の返済能力を判断するため、業歴の短い方が融資を受けることは難しい状況にあります。
一方、ファクタリングでは、売掛先の返済能力が重視されるため、売掛先の業績や業歴に問題がなければ利用することが可能です。
このように、ファクタリングの債権一部買取は、融資の審査に落ちてしまった場合でも、利用できる可能性があります。

4.貸し倒れリスクを防止できる

ファクタリングで債権の一部買取を利用することで、売掛金の貸し倒れリスクを防止することができます。
ファクタリングは、原則償還請求権なしの契約であるため、契約後に売掛金の回収が不能になったとしても、利用者がその責任を負う必要はありません。
債権譲渡と同時に、貸し倒れリスクもファクタリング会社へ移転するため、売掛金の回収が不能になった場合は、ファクタリング会社がすべての損失を受けることになります。
債権の金額が大きい場合、売掛金が未回収になると、連鎖倒産に陥る可能性があります。
そのため、保有する債権の金額のうち「これだけ回収しなければ資金繰りが苦しくなる」といったボーダーラインを設定し、ファクタリングで債権の一部買取を利用することで、売掛金の貸し倒れによる連鎖倒産を回避することができます。

5.オンラインで利用できる

ファクタリングの債権一部買取は、オンラインでも利用可能です。
ファクタリング会社の営業時間内に時間をとる必要やファクタリング会社を訪問する必要がないため、非常に少ない手間で資金調達を行うことができます。
インターネット環境さえあれば、どこからでも債権の一部買取を利用できるため、近辺にファクタリング会社がない地方の方やファクタリング会社を訪問することが難しい多忙な方でも、気軽に利用することができます。

ファクタリングで債権の一部買取を利用する際の注意点

ファクタリングの債権一部買取りを利用することで、必要な金額だけを素早く資金調達することができます。
しかし、注意点として理解しておかなければいけない面があることも事実です。
本章では、ファクタリングで債権の一部買取を利用する際の注意点について解説していきます。

1.手数料が高くなりやすい

ファクタリングの債権一部買取は、全額買い取りの場合と比べて、手数料が高くなりやすい傾向にあります。
なぜなら、買取金額が少なくなることによって、ファクタリング会社の利益も少なくなってしまうからです。
100万円の債権を手数料率10%で全額買い取る場合は、10万円の利益を得ることができますが、一部買取で10万円しか買取らなかった場合、1万円の利益しか得ることができません。
このように、同様の手続きにも関わらず、利益が少なくなってしまうことから、債権の一部買取では手数料が高くなりやすい傾向にあります。

2.一部買取の金額が少額すぎると利用できない

債権の一部買取で依頼する金額が少額すぎる場合は、ファクタリングを利用できない可能性があります。
上述したように、ファクタリング会社は買取る金額が少なくなればなるほど、利益が少なくなります。
そのため、各ファクタリング会社は買取可能額の上限と下限を設定しています。
ファクタリング会社によって異なりますが、買取可能額の下限は50万円や30万円といった金額を設定していることが一般的であるため、数万円単位の資金調達を行うことは難しい状況にあります。

ファクタリングは債権の一部買取にも対応?のまとめ

今回は、ファクタリングで債権の一部買取はできるのか、一部買取のメリットや注意点について解説させていただきました。
結論、ファクタリングでは債権の一部買取が可能です。
必要な金額だけを素早く資金調達できるため、資金繰りの柔軟性を高めることができます。
少額すぎる資金調達には不向きな面もありますが、全額買取りの場合よりも手数料を抑えることも可能です。
MSFJでは、10万円~の債権を現金化することが可能です。
他社よりも買取可能額を幅広く設定しておりますので、ぜひご活用ください。
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