ファクタリングは赤字決算の企業でも利用可能!利用可能な理由と審査に通過するためのポイントについて解説! | 【即日可能】事業者向け即日ファクタリングならMSFJ株式会社
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ファクタリングは赤字決算の企業でも利用可能!利用可能な理由と審査に通過するためのポイントについて解説!

赤字決算が引き起こす3つのリスク

赤字決算とは、支出が収入を超えており、利益が出ていない状態のことを指します。赤字決算は「ある一定の期間において利益を出せなかった」ということを示すだけなので、すぐに倒産に陥ってしまうわけではありません。実際に国税庁が2021年3月に公表した「国税庁統計法人税表」によると、赤字法人率は65.4%と日本の企業の半分以上が赤字決算であることが分かります。赤字決算には、法人税の減税や還付金などメリットがあるのも事実ですが、いくつかのリスクを引く起こすことも考えられます。

赤字決算が引き起こすリスク①:融資の審査に通過できなくなる

企業成長の過程で多額の資金が必要となる設備投資や人材雇用は欠かせません。多額の資金を調達する方法としては融資が頼りになりますが、融資の審査では決算書や経営状態から利用者の返済能力を判断するため、赤字決算の企業が融資の審査に通過することは難しいといえるでしょう。融資を受けることができなければ企業成長のスピードが遅くなってしまうことになるので、企業にとってはリスクだといえます。

赤字決算が引き起こすリスク②:倒産のリスクが高くなる

赤字決算が続けば、保有している資産が目減りすることになり、企業活動を続けていくことが困難になります。仮に融資の審査に通過することができ融資を受けられたとしても、債務超過のリスクが高くなり、赤字決算の現状を改善することは難しいといえます。赤字決算が数年間続くと倒産のリスクが非常に高まるため、企業体質の改善のために売掛債権の現金化や貸借対照表のスリム化を行う必要があります。

赤字決算が引き起こすリスク③:税務署から疑われる

赤字決算にはさまざまなリスクがありますが、法人税の減税や還付金などのメリットがあることから、意図的に赤字決算にする企業も存在します。しかし、意図的に赤字決算にし、法人税の減税や還付金の受け取りを行う行為は「脱税行為」に該当します。税務署は脱税行為に関して日々目を光らせているため、「本当に赤字決算なのか?」と疑われる可能性も否定できません。税務調査が入ると面倒な手続きだけでなく、社会的信用を失うことにもつながりかねないため、企業にとっては大きなリスクだといえるでしょう。

ファクタリングは赤字決算でも利用可能!

先ほども述べたように、赤字決算の企業は融資の審査に通過することが難しいことから、なかなか企業体質を改善することができません。しかし、保有している売掛債権を現金化することで資金調達を行う「ファクタリング」であれば赤字決算の企業でも資金調達を行うことが可能です。本章では、ファクタリングを赤字決算でも利用できる理由について解説していきます。

1.ファクタリング審査では売掛先の信用力が重要になる

ファクタリング審査では、利用者ではなく売掛先の信用力が重要視されます。なぜなら、売掛先の信用力に問題がなければ、ファクタリング会社側が損失を受ける可能性が低くなるからです。売掛先の信用力は帝国データバンクなどの信用調査会社や利用者との取引実績を確認できる書類などを参考に判断されます。売掛先が国の機関や大手企業であればあるほど審査に通過しやすいことも事実ですが、信用力の低い売掛先でも継続的な取引実績があれば審査に通過できる可能性があります。このように、ファクタリング審査では利用者よりも売掛先の信用力を重要視するため、赤字決算でも利用できるのです。

2.自社の信用情報が審査に与える影響が少ない

ファクタリング審査では、自社の信用情報が審査に与える影響はほとんどありません。売掛金が一度利用者に入金される2社間ファクタリングでは、売掛金の持ち逃げリスクがあることから面談や申込内容から「利用者の信頼性」を重視されることもありますが、基本的に赤字決算に限らず債務超過や税金滞納をした経験のある企業でもファクタリングなら利用可能です。信用情報が良くない企業は、利用者の信用情報を重視する融資による資金調達を行うことは難しいですが、ファクタリングなら問題なく資金調達を行うことができます。

赤字決算に陥っている企業がファクタリング審査に通過するためのポイント

赤字決算に陥っている企業でも利用可能なファクタリングですが、場合によっては審査落ちしてしまうケースもあります。そのため、赤字決算に陥っている企業はファクタリング審査に通過するためのポイントを理解しておくことが重要です。本章では、赤字決算に陥っている企業がファクタリング審査に通過するためのポイントについて解説していきます。

1.信用力の高い売掛先との売掛債権を利用する

ファクタリング審査では売掛先の信用力が重要視されるため、信用力の高い売掛先との売掛債権を利用することで赤字決算に陥っている企業でも審査に通過できる確率が高くなります。売掛先の信用力が高いと、売掛金の未回収リスクが低く、ファクタリング会社側としても安心して取引をすることができるため、審査に通過しやすいだけでなく低い手数料で利用できる可能性もあります。

2.支払期日までの期間が短い売掛債権を利用する

支払期日までの期間が短くなればなるほど、ファクタリング審査に通過しやすくなります。なぜなら、支払期日までの期間が短いと、売掛金の未回収リスクが低くなるからです。支払期日までの期間が長いと、その期間に売掛先が倒産や経営悪化に陥り、売掛金が回収できない可能性が高くなります。ファクタリングは、原則償還請求権なしの契約であるため、売掛金の未回収リスクが高い、支払期日までの期間が長い売掛債権は審査に通りにくい傾向にあります。

3.審査通過率の高いファクタリング会社を利用する

審査通過率の高いファクタリング会社を利用することも、審査に通過するためのポイントです。ファクタリングの審査基準は、各ファクタリング会社によって異なるため、一度ファクタリグ審査に落ちてしまった場合でも、別のファクタリング会社では審査に通過できたということも珍しくありません。ただ、ファクタリングの手数料は、ファクタリング会社側が背負うリスクに応じて変動するため、他社で審査落ちしてしまった売掛債権をファクタリングで利用する場合は、手数料が高くなってしまう可能性があります。また、悪徳業者の可能性もあるため、審査通過率の高いファクタリング会社を利用する際は、公式サイトだけでなく口コミ・評判なども確認するようにしてください。

赤字決算に陥っている企業がファクタリングを利用するメリット

上述したように、ファクタリングは赤字決算に陥っている企業でも利用可能な資金調達方法です。そのため、赤字決算となっている企業の体質改善にも活用することができます。本章では、赤字決済に陥っている企業がファクタリングを利用するメリットについて解説していきます。

1.支払いサイトの短縮により運転資金を確保できる

企業間取引の主流となっている「掛け取引」では、商品・サービスの提供から代金の受け取りまでに30日~60日程度の支払いサイトが存在します。赤字決算となっている企業は手元資金が少なく、この期間に資金ショートを起こしてしまう可能性が高いため、一刻も早く運転資金を確保しなければいけません。そこで活用できるのがファクタリングです。ファクタリングでは、支払いサイトを短縮することができ、本来の支払期日よりも早期に現金を手に入れることができます。運転資金の確保だけでなく、急な支払いなどにも活用することができるため、赤字決算に陥っている企業にとっては大きなメリットとなる資金調達方法だといえるでしょう。

2.貸借対照表のスリム化により企業価値を高めることができる

赤字決算に陥っている企業は、債務超過や返済不能に陥っており、貸借対照表が肥大化しているケースが多々あります。貸借対照表の肥大化は、自社の財務体質を悪化させるだけでなく、企業価値を落としてしまうことにもつながるため、取引先や金融機関との取引に不利に働いてしまいます。しかし、ファクタリングを利用することで貸借対照表をスリム化することができ、企業価値を高めることが可能です。ファクタリングで調達した資金は負債にならず、調達した資金を負債額の返済などにあてることで、貸借対照表をスリム化することができます。ファクタリングを利用し貸借対照表のスリム化を推進することで、今後取引先や金融機関との取引がしやすくなるでしょう。

3.貸し倒れリスクを防止できる

掛け取引において、後に代金を請求できる権利として発行される売掛債権ですが、売掛先の倒産や経営悪化により売掛金が未回収となってしまうことも珍しくありません。赤字決算に陥っている企業は、ただでさえ手元資金が少ない状態にあるため、1度の貸し倒れによって倒産に陥ってしまうことも考えられます。しかし、ファクタリングを利用することで貸し倒れリスクを回避することが可能です。というのも、ファクタリングは原則償還請求権なしの契約であるため、売掛債権をファクタリング会社へ売却後に売掛金が未回収となった場合でも、利用者が弁済を求められことはありません。そのため、ファクタリングは資金調達だけでなく、貸し倒れリスクを防止する目的でも活用することができます。

赤字決算に陥っている企業は悪徳業者に要注意!

ファクタリングは赤字決算に陥っている企業でも利用することができる資金調達方法です。しかし、赤字決算に陥っている企業の経営者の方は「現状をすぐに改善したい」「とりあえず資金調達したい」という焦りや不安から悪徳業者を利用してしまう可能性が高くなります。悪徳業者を利用してしまうと、高額な手数料を請求されるだけでなく、違法な契約を結ばされるなど、トラブルに巻き込まれる可能性があるため注意が必要です。経済産業省や金融庁も悪徳業者に関して注意喚起をしていますが、ファクタリングは貸金業登録が不要で資金さえあれば誰でも開業することができるため、現在も悪徳業者は存在しています。悪徳業者を利用しないためには、ファクタリング会社の公式サイトだけでなく口コミ・評判まで確認するようにしましょう。

まとめ

今回は、赤字決算の企業がファクタリングを利用できる理由やメリット、審査に通過するためのポイントについて解説させていただきました。ファクタリングは、運転資金を確保できる、貸借対照表をスリム化できるなど、赤字決算の企業にとってメリットのある資金調達方法です。企業体質を健全化させることによって、取引先や金融機関との取引にも優位に働きます。赤字決算から一刻も早く抜け出したいとお考えの方は、ぜひファクタリングのご利用をご検討ください。MSFJでは、赤字決算の方はもちろん、債務超過や税金滞納を経験している企業様でもご利用いただけます。業界最低水準1.8%~の手数料でご利用いただけるうえ、最短即日でご入金させていただくことも可能なので、ぜひご利用をご検討ください。
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