【2019年版】建設業者のファクタリング活用術
建設会社が資金調達としてよく選択しているのが「ファクタリング」だということを知っているでしょうか?
そもそも建設業は景気によって業績が多く左右されてしまいます。昔のように安定した公共事業への参加、というものが難しくなってしまったのです。
近年では自転車操業的な状況に陥ってしまう会社も少なくありません。
中には金融機関の貸し渋りにあい、結果として闇金のようなところから借り入れを行ってしまうケースもあるほど。
こちらでは厳しい状況が続く建設業者のファクタリングを利用すべきタイミングについてお伝えしますね。
現時点で資金難に陥っている会社の経営者の方は必見です。
工期がずれてしまい入金が遅れてしまったときはファクタリングを活用しよう
基本的に建設業界というものは、工事に使う資材や人件費と言ったものを先払いすることになります。そして後日入金してもらう、という流れになるわけ。
そこで問題になってくるのが公共事業です。
一般の取引の多くで後払いということになるので、会社としては経営が厳しくなる確率が高いですよね。さらに公共事業となると検査日が終了してから入金がされる流れに・・・。
要は検査日が月末になってしまった場合や、天気などの影響で1日ずれてしまうと入金がさらに1ヶ月先延ばしされてしまうこともあるのです。
次の仕事も決まっており、先出しのコストが高額である場合には1ヶ月の先延ばしはかなりきついですよね。内部留保がある程度あるのであれば問題ありません。しかし内部留保がほとんどないようなケースであれば、資金がショートしてしまう恐れも出てきてしまうのです。
しかしファクタリングであれば対応できます。
入金が1ヶ月先伸ばしされてしまったとしても、それは入金が決まっている、ということになりますよね。よって現金化ができるわけです。
工期の遅れなどで入金が先延ばしされてしまった場合には、ファクタリングを利用して資金を確保しましょう。
大規模な工事を依頼されたときはファクタリングを利用しよう
建設業者には様々な仕事が提供されます。
細かい仕事もあれば、大規模な公共事業系の仕事もありますよね。
2020年の東京オリンピックまでは比較的大規模な工事が多いです。
しかしその大規模な工事が建設業者を危険にさらしていることも事実!
なぜかと言うと、大規模な工事は大きなコストがかかります。基本的に建設業界は先払いなので、大規模な工事を請け負うと資金難になってしまいやすくなるのです。
機材の購入費用
機材のリース費用
機材のレンタル費用
新たに雇う従業員の人件費
大規模な工事を行うとなると、機材も今のままでは足りません。現状で会社にて所有しているもの以外に用意しなければならないこともあるのです。
購入しなかったとしてもコストはかかります。レンタルすれば毎月レンタル費用がかかるわけですから。
大規模な業務であれば、従業員が足らなくなることもありますよね。
そうすると雇うわけですが、新たに雇う従業員のコストも発生します。人件費が増えてしまうので、そちらにも対応しなければなりません。
大規模な工事に対応するためにファクタリングを利用する、ということも考えておきましょう。
支払い方法の急な変更に対応するためにファクタリングを利用しよう
支払い方法には
現金
売掛金
手形
があります。
現金であれば即入金となるので大きな問題はないでしょう。
注意しなければならないのが取引途中で売掛金から手形への変更がある場合です。
売掛金に関しては、発生から1ヶ月から2ヶ月で入金されますよね。しかし手形になると2ヶ月から3ヶ月以上かかることも珍しくありません。
取引先が資金案などの理由から、売掛金から受取手形に変更してくることもあるのです。そのようなケースに対応するためにファクタリングを利用する、ということもおすすめです。