【2019年版】小売業者のファクタリング活用術
小売業者もファクタリングを利用するケースが増えてきています。
商品の出入りが激しいのが小売業の大きな特徴でもあります。仕入れた商品が売れなければ、戦略を見直さなければならないのもこの業種の大きな特徴。
何かと現金を手元においておきたい業種でもあります。
小売業の場合は、小規模経営の会社も多く資金調達が難しい場面も少なくありません。特に銀行融資からは断られてしまう事例も多く報告されています。
そこでにわかに脚光を浴びているのが「ファクタリング」。
実際にファクタリングによる資金調達に成功している小売業者も少なくありません。
こちらでは小売業者がファクタリングを利用すべきタイミングについて詳しくお伝えしますね。
卸先の突然の倒産で売掛金が回収できなくなったときはファクタリングを利用しよう
多くの業者に対して商品を卸している、という会社もあるでしょう。
多くの会社と取引をしていると、いずれ経験してしまうことになるのが売掛先の倒産です。売掛先の資金繰りが悪化し倒産をされてしまうと、当然ですが売掛金は回収不能になってしまいます。
ないところからお金は取れませんからね。
売掛金が貸倒れることになってしまうのですが、予定していた入金がなくなるということで資金難に直面してしまうのです。事業資金繰りが悪化してしまうので、資金調達をして凌がなければなりません。
でも資金繰りが悪化してからの資金調達って厳しいですよね。銀行はもちろんですがノンバンクも審査では「返済能力」をチェックしてきます。資金繰りが悪化している現状では返済能力がない、と判断されても仕方ありません。
そこでファクタリングの出番となるのです。
流石に貸し倒れてしまった売掛金はファクタリングに利用できませんが、継続して取引している会社の売掛金であれば資金調達に利用できる可能性が高くなります。
しかも自社の資金繰りの異現状は審査には関係ありません。高い確率で資金調達ができるのもファクタリングの大きなメリットなのです。
ライバル会社との価格競争で利益が取れないときはファクタリングを利用しよう
小売業を行っているとどうしても気になってくるのがライバル企業の存在です。
ライバル企業がいる場合には、価格競争が起こってしまうのです。
なんとか相手よりも安い金額を掲示して自社で取り扱う商品が売れなければ利益が確保できませんよね。でも価格競争が激烈になってしまえばなってしまうほど、利益が下がっていきます。
中にはほとんど利益が上がらない状態で争っているケースもあるでしょう。
主力商品で価格競争が起こってしまうと、資金繰りが悪化してしまうのは目に見えています。そんなときにはファクタリングを活用して資金繰りを改善させるのが先決!
価格競争をして利益が出なかったとしても売れていれば売掛金は会社にはあるはずです。その売掛金を現金化して、新たな仕入れ資金などを確保する、ということです。
他社との価格競争をしていると、自社の支払胃が難しくなってしまう可能性が高くなります。
税期の滞納をしてしまうかもしれません。
税金の滞納が発生すると金融機関からの融資はほぼ絶望です。
もしものときにはファクタリングを活用しましょう。
支払い方法の急な変更により支払いサイトが短くなったときにはファクタリングを利用しよう
小売業の場合は、取引先が多いケースも珍しくありません。
よって相手の会社ごとに支払いサイトが異なることも。
さらに支払いサイトが変更になることもしばしばあります。
困ってしまうのが、売掛金や小切手で取引をしていた場合です。支払いサイトは1ヶ月から3ヶ月先という感じですが、相手側の希望でいきなり現金決済になることも。
現金決済となると取引があった時に支払わなければなりません。当然資金難が発生しやすくなり、資金繰りに困ってしまうのです。
そんな急場をしのぎたい時にもファクタリングはおすすめですよ。