ファクタリングとは
近年、注目を集めている資金調達方法の一つにファクタリングがあります。ファクタリングとは、売掛金を資金化する方法のことです。ファクタリングは、安定的な運転資金の調達に不安がある企業、特に中小企業の間での活用が広がってきています。
世界的に広がるファクタリング
多くの人が、ファクタリングは新しい資金調達方法、というイメージを持っていることでしょう。確かに、日本においてはまだまだ新しい方法です。
しかし、ファクタリングの歴史は古く、14世紀後半のイギリスで生れた方法です。長い歴史を持っていることから、欧米ではごく一般的な方法(特に中小企業向けの金融サービスとして)として利用されています。
日本でファクタリングが始まったのは1970年代のことで、欧米に比べてまだまだ歴史が浅いものの、50年の歴史があります。
もっとも、日本と欧米では商習慣や金融システムが根本的に大きく異なるため、日本ではファクタリングがあまり普及してきませんでした。
電子商取引やインターネットの普及に伴って、ファクタリングが普及しつつあります。後述の通り、ファクタリング事業者の多くがオンラインでサービスを提供していますが、電子商取引・インターネットといった仕組みとファクタリングの仕組みの親和性が非常に高いために、ファクタリングの普及が進んでいるのです。
新しいサービス(特に金融関連のサービス)の普及が始まったばかりの時期には、市場が未成熟であるために法整備も確立しておらず、悪質な事業者が存在していることも事実です。これが、ファクタリングに対する悪いイメージにも繋がっています。
しかし、上記の通り、世界的に見てファクタリングの歴史は古く、欧米では一般的な資金調達方法です。悪質業者の存在は、ファクタリングの本質的な価値をなんら損なうものでもありません。
むしろ、即日で資金調達でき、中小企業にとって役立つものである以上、今後も普及は拡大していくでしょう。
即日ファクタリングで資金調達
ファクタリングの最大の特徴は、資金調達の円滑化に役立つことです。
スピード経営が求められる現代においては、ヒト・モノ・カネの経営資源を最大効率で活用することが求められます。中でも、カネの要素が枯渇すれば企業経営は破綻し、必要なときに十分な資金を供給できなければ、経営効率は大きく低下してしまいます。
そこで、売掛金を資金化するファクタリングが役立ちます。ファクタリングでは、資金として活用できるまでに時間がかかる売掛金を即日で現金に換えることで、経営効率を高めることが可能です。
もちろん、即日で資金調達できるため、黒字倒産を防ぐといった「急場しのぎ」の資金需要にもファクタリングが役立ちます。
さらに、ファクタリングは経営改善の特効薬にもなります。行き当たりばったりでファクタリングを活用するのではなく、ファクタリングを通じて経営改善を推進すれば、やがて銀行融資によって安定的に資金調達できるようにもなるのです。
即日で資金調達できる即日ファクタリングの仕組み
ここからは、ファクタリングについて様々な観点から解説していきます。まずは、ファクタリングの仕組みを学びましょう。
ファクタリングは権利の売買
一般的に、ファクタリングでは売掛金を売る・買うと表現しますが、実際には売掛債権のひとつである売掛金を「譲渡する」「譲受する」というのが正確な表現です。
売掛債権は、文字通り権利の一種です。すなわち、
「取引先との与信取引によって得た、将来的に代金の支払いを受ける権利」
を意味します。この権利を第三者に譲渡することで対価を得る(買い取ってもらうことで資金を得る)ことをファクタリングといいます。
したがって、売掛金を資金化する、つまり売掛金を売却するには、売掛金を買い取ってくれる第三者の存在が欠かせません。ファクタリングでは、ファクタリング会社が売掛金の買い取りを行う第三者にあたります。
ファクタリングの仕組み
ファクタリングの基本的な仕組みは、以下の通りです。
1、自社とA社で、与信取引での売買契約を結んだ。A社への納入に伴い、売掛債権が発生した。
(自社:債権者、A社:債務者)
2、自社の資金調達のために、売掛債権を資金化することにした。自社・A社・ファクタリング会社の間でファクタリング契約を結び、A社の承諾を受けてファクタリング会社に売掛債権を譲渡した。自社は、ファクタリング会社から資金の支払いを受けた。
(自社:譲渡人、A社:債務者、ファクタリング会社:債権者)
3、売掛債権の支払期日までに、A社はファクタリング会社に売掛金を支払った。
(権利関係の解消)
細かい流れを省くと、おおむね上記の流れで行われます。このように、自社・取引先・ファクタリング会社の三社間で行うファクタリングを「三社間ファクタリング」といいます。
三社間ファクタリングの問題点
ファクタリングによる資金調達が一般的である欧米では、三社間ファクタリングが一般的です。ファクタリングの際に債務者に債権譲渡の承諾を求めても、特に問題は起こりません。
しかし、日本ではまだファクタリングが一般的でなく、債権譲渡の際に信用不安を起こす危険性があります。資金繰りが苦しく、銀行融資なども受けられないからファクタリングを利用したのではないか、取引の継続は避けるべきではないか、などと疑われる可能性が高いのです。
この疑いは的外れとも言い切れません。実際にファクタリングの利用を考える会社の多くが、手元資金に余裕がない、銀行融資を受けられないなど、何らかの切迫した事情を抱えていることも事実です。
さらに、三社間でのファクタリング契約や債権譲渡通知などの手間がかかるため、即日での資金調達も困難です。
即日対応が可能な二社間ファクタリング
現在の日本では、切迫した事情がある中で、信用不安の発生を予防しながら資金を調達することが求められます。
このため、日本では信用不安に配慮したファクタリングの仕組みとして、二社間ファクタリングが一般的です。二社間ファクタリングは、以下の流れで行います。
1、自社とA社で、与信取引での売買契約を結び、商品を納入した。納入に伴い、売掛債権が発生した。
(自社:債権者、A社:債務者)
2、自社の資金調達のために、売掛債権を資金化することにした。自社とファクタリング会社の間でファクタリング契約を結び、A社の承諾を受けることなく、ファクタリング会社に売掛債権を譲渡した。自社は、ファクタリング会社から資金の支払いを受けた。
(自社:譲渡人、A社:債務者、ファクタリング会社:債権者)
3、売掛債権の支払期日までに、A社は自社に売掛金を支払った。自社はファクタリング契約に基づき、売掛金をファクタリング会社に売掛金を支払った。
(権利関係の解消)
二社間ファクタリング・三社間ファクタリングの違い
流れを比較してみると分かりますが、三社間ファクタリングと二社間ファクタリングの大きな違いは、
・ファクタリング契約を二社間・三社間のいずれで行うか
・債権譲渡の際に債務者の承諾を得るかどうか
にあります。二社間ファクタリングは、自社とファクタリング会社の二社間でファクタリング契約を結び、債権譲渡の承諾も受けないため、ファクタリングしたことを債務者に知られる恐れがありません。したがって、信用不安のリスクもなくなります。
もちろん、よりスピーディな資金調達も可能となります。即日対応を可能としているファクタリング会社のほとんどは、二社間ファクタリングを行っています。
即日ファクタリングにかかる手数料
ファクタリングを手掛けるファクタリング会社は、どのように利益を得ているのでしょうか。これを理解すると、ファクタリングの理解が深まります。
ファクタリング会社は、主に手数料によって利益を得ています。買い取る売掛金の性質に応じて手数料率を決め、売掛金の額面に手数料率を乗じた金額で買い取るのです。
例えば、額面100万円の売掛金を手数料率10%で買い取る場合、
100万円×10%=90万円
となり、自社には90万円が支払われます。
リスクに応じて手数料が変わる
ファクタリング手数料は、ファクタリング会社ごとに設定が異なりますが、簡単に言えば買い取る売掛金の信用度によって決まります。
ファクタリング会社は、買い取った売掛金が支払われることで初めて利益が得られます。支払われないリスクが低ければ手数料率が低くても採算は取れ、逆にリスクが高ければ手数料率を高めなければ採算が取れません。
したがって、手数料率を設定するにあたっては、債務者となる会社の信用調査を行うことも必要となり、
・売掛先は実在するか?
・売掛先に支払い能力はあるか?
・売掛金が他の債権者に差し押さえられるリスクはないか?
などを調査します。このため、手数料には調査費用も含まれています。
この仕組みは、二社間ファクタリングと三社間ファクタリングの手数料の違いによく現れています。
二社間ファクタリングは、三社間ファクタリングに比べて手数料が高いのが普通です。なぜなら、ファクタリング会社が売掛金を買い取る際のリスクに関係しているからです。
・三社間:債務者がファクタリングに関与するため、債務者の実在を確認でき、資料の提供も求められる。信用調査が容易である(コストをかけずに調査でき、リスクに応じて適正な手数料を設定できる)
・二社間:債務者がファクタリングに関与しないため、債務者の信用調査を入念に行う必要がある(調査に時間とコストがかかる。あまり時間をかけない場合、リスクをやや高く見積もって手数料を設定する必要がある)
上記のような違いがあるために、二社間ファクタリングは三社間ファクタリングよりもリスクが高い傾向があり、手数料も高くなるのです。
もっとも、二社間ファクタリングであっても、債務者の信用の高ければ三社間ファクタリング並の手数料になることも多く、必ずしも手数料が高いわけではありません。
売掛金の額面
ファクタリング手数料は、売掛金の額面が大きいほど低く、小さいほど高くなる傾向があります。
特に、額面が極端に大きい、あるいは小さい場合には手数料が大きく左右する可能性があります。
例えば、10万円の売掛金を手数料10%でファクタリングすれば、ファクタリング会社の売上は1万円に過ぎません。経費を差し引くと利益はほとんど見込めないため、手数料率を引き上げる必要があります。
一方、売掛金1000万円をファクタリングする場合、同じ10%の手数料でも100万円の売上を見込むことができ、大きな利益が期待できます。手数料の引き下げも容易です。
このように、売掛金の額面によって収益性が大きく左右されるため、額面次第では手数料に大きく影響することがあります。
回収サイトの長短
売掛金の回収サイトも手数料に影響します。
回収サイトとは、売掛金が入金されるまでにかかる期間のことです。回収サイトが長ければ、売掛金が現金になるまでに時間がかかります。
ファクタリング会社にとって、売掛金は商品・在庫にほかなりません。買い取った売掛金が支払期日を迎えて現金になれば、次回の買い取り資金に回すことができます。一般的な会社が商品や仕入れ、販売することで現金に変え、次回の仕入れ資金に回す流れと同じです。
ファクタリング会社が「買い取った売掛金の回収サイト」は、一般の会社における「仕入れた商品の在庫回転期間」に相当するのです。
経営効率を高めるには、仕入れる商品の回転期間は、短ければ短いほど望ましいです。在庫管理コストも少なく、現金が在庫として拘束される期間も短く、資金繰りもスムーズになります。
同じように、ファクタリング会社が買い取る売掛金の回収サイトも、短いほうが好都合です。売掛金の管理コストをカットでき、現金が売掛金として拘束される期間も短く、資金繰りも円滑になります。
以上の理由から、ファクタリング会社は回収サイトの短い売掛金を優遇し、手数料も低くなる傾向があります。逆に、回収サイトが長い売掛金は手数料が高くなる可能性があります。
自社とファクタリング会社の関係
利用するファクタリング会社との関係によっても、手数料は変化します。
これは、銀行融資でも同じです。付き合いのない会社とは信頼関係がないため、新規融資の金利は高くなる傾向があります。一方、付き合いが長い会社であれば信頼関係にあるため、金利も低くなりやすいです。
ファクタリングも、取引回数を重ねるにつれて、自社とファクタリング会社の信頼が深まっていきます。ファクタリング会社にとって、自社が「リスクの低い売掛金を、繰り返し買い取らせてくれる会社(=多くの利益をもたらしてくれる会社)」であるならば、他のファクタリング会社に乗り換えられないためにも手数料の優遇を検討してくれます。
ただし、銀行融資とは違って、ファクタリングは新規取引の場合に手数料が低くなることもあります。
ファクタリングが徐々に普及しつつある今、ファクタリング会社の数も増えてきており、どの会社でも新規顧客の獲得に力を入れています。このため、ファクタリング会社の乗り換えによって手数料が引き下げられることも多いです。
即日ファクタリングに求めるスピード
このほか、ファクタリングに求めるスピード感でも手数料は変わります。
ファクタリングを利用する会社の多くは、できるだけ早い資金調達を求めています。しかし、素早い対応を求められた場合、ファクタリング会社は売掛金の調査に費やせる時間が少なく、リスク測定が困難になります。
リスク測定が不十分な状態でファクタリングするならば、リスクを高めに見積もる必要があるため、手数料も高くなります。実際に、即日対応のファクタリングでは、手数料が高めに設定される傾向があります。
ただし、スピードによる手数料への影響は、ファクタリング会社によってかなり異なります。
例えば、ファクタリングを初めて依頼する会社が即日対応を依頼した場合でも、取引実績が豊富なファクタリング会社であれば、
・過去の取引データに照会して債務者情報を把握し、即座にリスクを把握できる
・ノウハウが豊富であり、新規に取り扱う売掛金・債務者でもスピーディに調査できる
などの理由から、低い手数料で利用できることも多いです。
手数料の理解が即日ファクタリングの会社選びに役立つ
ファクタリング会社によって手数料の設定は様々ですが、基本的な考え方を押さえておけば容易に理解できます。例えば、
・ファクタリング会社の乗り換えで手数料が下がった
→そのファクタリング会社が新規顧客獲得に力を入れているため
・同じ債務者の売掛金を繰り返しファクタリングすると手数料が下がった
→過去の実績からリスクが低いことが分かっており、手数料を下げても採算が取れるため
・新規取引・即日対応なのに手数料が安かった
→ファクタリング会社のデータベース(過去のファクタリングデータ)で、リスクの低い売掛金であることが分かったため
といったように、的確に理解できるのです。
この知識は、ファクタリング会社を選ぶ際に役立ちます。手数料が妥当か、割安か、割高かを比較しながらファクタリング会社を選べるため、自社のニーズに最適な会社を選びやすいのです。
ファクタリングのメリット
資金に困っているときに、わざわざコストをかけてファクタリングを依頼し、資金調達することに疑問を感じる人もいると思います。
しかし、ファクタリングにはコストをかけるだけのメリットがあります。ファクタリングのメリットを見ていきましょう。
財務・業績に関係なく利用できる
銀行融資の場合、銀行は貸し倒れリスクを重視します。このため、決算書などの資料を分析し、慎重に審査したうえで融資の可否を決定します。
当然ながら、財務や業績に何らかの問題があれば融資は受けられません。ある銀行から融資を断られた場合、他の銀行も警戒するため、どこからも融資を受けられず資金繰りが行き詰ってしまうことがあります。
一方、ファクタリングにはこのような審査がありません。もちろん、売掛先に対する審査はありますが、ファクタリングを依頼する自社が審査を受ける必要がないため、自社の財務や業績に問題がある場合でも利用できます。
銀行融資が受けられずに資金繰りが危ない時、ファクタリングで資金調達できるのは大きなメリットです。
スピーディな資金調達
次に、スピーディに資金調達できることもファクタリングのメリットです。
銀行融資は、資金調達に時間がかかります。審査自体にも時間がかかり、審査後に銀行内で行われる稟議にも時間がかかります。多額の借り入れを希望する場合には、支店だけではなく本店にも稟議が上げられるため、さらに時間がかかってしまいます。
手元資金に余裕があれば、時間がかかっても特に問題はありません。しかし、手元資金が乏しく、決済の期日も迫っている状況であれば、ともかく資金繰りを回せるだけの現金を素早く調達する必要があります。
売掛金の入金は、取引先との契約に応じて期日が決まっているため、自社の資金繰りの都合で回収することはできません。この意味において、「そのままの状態では支払いに利用できない売掛金」は、「そのままの状態で何にでも利用できる現金」に劣ります。「キャッシュ・イズ・キング」とはまさにこのことです。
手元の売掛金がいくら豊富でも、手元の現金が枯渇していれば支払いはできず、資金繰りは破綻します。これが「黒字倒産」です。
言い換えるならば、黒字倒産は「きちんと経営できているにもかかわらず、入金が支払いに間に合わず倒産する」ことなのですから、これほど残念なことはありません。このような会社は、ファクタリングを活用するべきです。
ファクタリング会社の多くが即日対応をしているため、手元に売掛金さえあればすぐに資金を調達できます。黒字倒産も防げます。
負債にならない
銀行であれノンバンクであれ、融資によって調達した資金は貸借対照表に負債として計上されます。
負債自体はなんら悪いものではなく、正当な借り入れであれば評価されることもありますが、負債が大きすぎる場合、特に債務超過状態であれば大きなマイナス評価を受けてしまいます。
また、金利の高い負債が計上されている場合にも、会社の信用が落ちる可能性があります。
この点でも、ファクタリングならば問題ありません。ファクタリングは借金ではなく、あくまでも「売掛金の譲渡による資金調達」であるため、負債には計上されません。
銀行融資を受けた場合と、ファクタリングを利用した場合の財務上の変化を比較すると、
・銀行融資:現金・預金→借入額分の増加、借入金→借入額分の増加
・ファクタリング:現金・預金→ファクタリング分の増加、売掛金→ファクタリング分の減少、借入金→変わらず
となります。ファクタリングの場合の財務の変化を見れば、売掛金を回収した場合と何ら変わらない変化が起きていることが分かるでしょう。
このため、後日、銀行融資の審査を受ける際には、「資金繰りを回すためにファクタリングを利用した会社」ではなく「売掛金を順調に回収し、きちんと資金繰りを回している会社」とみなされ、審査にプラスになることも期待できます。
担保・保証人不要
銀行融資では「保全の充足」を重視し、担保や保証人を求めることが多いです。特に中小企業の場合、基本的に経営基盤が脆弱であるため、無担保のプロパー融資を受けられる会社は限られます。
不動産などの価値の高い担保、信用保証協会の保証などと紐付けた場合、業績や財務に問題がある企業でも融資を受けられる可能性が高まります。
しかし、担保になる資産を持っておらず、信用保証協会の保証枠もすでに使い切っている会社も多いことでしょう。そのような会社にも、ファクタリングが役立ちます。
ファクタリングは融資とは異なるため、ファクタリング会社は担保や保証を求める必要が一切ありません。したがって、担保がない・保証人がいない会社でも全く問題ありません。
即日ファクタリングを利用する上での注意点
経営改善にも活用できるファクタリングですが、実は諸刃の剣であることに注意しなければなりません。使い方次第で危険に陥る可能性もあるのです。
すでに書いた通り、ファクタリングには手数料がかかります。ファクタリング会社もビジネスでファクタリングを手掛けているのですから、手数料がかかるのは当然です。
しかし、手数料が財務に与える影響はきちんと把握しておくべきです。なぜならば、ファクタリングの使い方を間違えてしまうと、財務悪化の危険性があるからです。
分かりやすい例で考えると、
・ファクタリング会社の選び方が悪いために、高すぎる手数料を支払ってしまう
・手数料は適正であるものの、無計画に利用してしまう
といった場合に、財務悪化の危険性が高まります。
手数料が高いファクタリングは危険
具体的に考えてみましょう。
利益率が10%の会社では、1000万円の売掛金のうち100万円が利益となります。この売掛金を手数料20%でファクタリングした場合、800万円の現金が即座に得られるメリットはあるものの、手数料率が利益率を上回っているため、経費その他を差し引くと100万円の赤字になってしまいます。
このようなファクタリングも、一時的な資金難を乗り越えるためには役立ちます。しかし、繰り返し利用すれば業績そのものが赤字になってしまう危険があります。銀行は赤字の企業に融資しないのが普通ですから、銀行融資を受けられなくなり、泥沼に陥る危険があります。
無計画な利用は危険
手数料が低いファクタリングでは、このような状況には陥りにくいといえますが、それでも無計画に利用すべきではありません。ファクタリングした上で利益が残るとしても、手数料が利益を圧迫することは避けられないからです。
利益率10%の会社が、1000万円の売掛金を5%の手数料でファクタリングした場合、最終的な利益は50万円に目減りします。利益率が10%ですから、減少分の50万円を取り戻すには500万円の売上が必要となります。
経営者であれば、売上を伸ばす難しさ、利益率を高める難しさは誰もが痛感しているはずです。無計画なファクタリングは利益を圧迫し、目減りした利益の補填のためにさらなる売上が必要となり、苦しい状況を招く恐れがあります。
危険を防ぎつつ活用を
したがって、
・手数料が高いファクタリング会社は絶対に避ける
・できるだけ手数料が低いファクタリングを選ぶ
・計画的に利用する
ことが、ファクタリングの最大の注意点といえます。
この注意点に気を付けさえすれば、ファクタリングのメリットを最大限に活かし、経営効率を高めることさえも可能となります。
即日ファクタリングが経営改善の特効薬になる
ファクタリングを利用する人の多くが、現在の資金繰りを回すことに集中しており、短期目線に陥ります。しかし、現在の難局を乗り越えた後も経営は続くのですから、長期目線でファクタリングを利用することを心がけてください。
長期目線でファクタリングを利用すれば、経営改善の特効薬になります。どのような効果が見込めるか、以下で詳しく見ていきましょう。
ファクタリングがリスクマネジメントになる
ファクタリングは、リスクマネジメントに役立ちます。
リスクマネジメントとは、将来的に発生する恐れのあるリスクをコントロールすることです。リスクマネジメントでは、リスクの回避・予防・分散が基本となりますが、ファクタリングを通じてこれらのリスクマネジメントが可能です。
リスクの回避
自社で売掛金を保有している場合、売掛先の経営難によって支払いが遅れたり、支払い不能に陥ってしまうリスクがあります。この時、売掛金は不良債権となし、自社の資金繰りを圧迫する要因となります。
ファクタリングによって、このリスクを回避することができます。ファクタリング会社の多くが、償還請求権(買い取った売掛金が支払われない場合に、譲渡人に買い戻しを請求する権利)を設定せずに売掛金を買い取ってくれるためです。
つまり、ファクタリングすることで、不良債権化のリスクを自社からファクタリング会社に移転し、回避できるのです。
経営が順調に見える売掛先は、不良債権化リスクが低いように思えますが、内情は大きな問題を抱えていることもあります。どのような取引先にもリスクはあるのです。
また、回収サイトが長い売掛金であれば、支払いまでの期間中に不測の事態が発生する可能性も高まります。多少手数料が高くとも、回収サイトの長い売掛金をファクタリングし、リスク回避を図るのも良い方法です。
リスクの予防
ファクタリング会社は、売掛先の信用度に応じて手数料を設定します。ファクタリング会社のデータベースや、新規の調査によって信用を図って手数料を設定します。設定される手数料は、自社の与信管理にも役立ちます。
自社で取引先を調査しながら与信管理を行うことは、労力的にも、コスト的にも、中小企業にとって現実的ではありません。そこで、ファクタリング会社が調査した上で設定した手数料から、売掛先の信用度を測るのです。
ファクタリング手数料が高い売掛先に何らかの問題があると考えられるため、回収サイトが短くなるよう交渉する、取引のシェアを少しずつ小さくしていくなどの対策を講じます。一方で、ファクタリング手数料が低い取引先との関係は強化していきます。
これによって、質の悪い取引先との取引を減らし、リスクを予防していくことができます。同時に優良顧客の比率を高めることで、経営改善にもつながります。
もちろん、優良顧客の比率が高まることは優良な売掛金の比率が高まることにほかならず、ファクタリングの条件も良くなっていきます。資金調達はますます円滑になるでしょう。
リスクの分散
不良債権化リスクを分散するには、取引を分散する必要があります。特定の取引先に依存することなく、多くの会社と取引していれば、一部の会社が倒産して不良債権が発生しても、経営への影響は軽微です。
そこで、新規顧客の開拓が欠かせないわけですが、当然ながら新規の顧客とは取引実績がなく、信用もありません。実績を作りながら、徐々に取引を増やしていく流れが一般的です。
このときにも、ファクタリングが役立ちます。新規の顧客と小規模な取引を始めた際、少額の売掛金をファクタリングに回し、新規顧客の信用を測るのです。
その結果、手数料が高ければ取引を小規模にとどめるか打ち切る方向で検討し、手数料が低ければ取引拡大のスピードを高めることも検討します。
このように、ファクタリングはリスク分散にも大変役立つのです。
ファクタリングを活用しながら銀行融資を目指す
ファクタリングは非常に役立つものですが、資金調達の中心は銀行融資であるべきです。
ファクタリングでは、手持ちの売掛金以上の資金を調達できず、多額の資金需要には対応できないことも多いです。基本的には、短期間に限って必要となる少額の資金調達に活用するものと考えます。
これに対し、銀行融資では多額の資金調達が可能です。新規事業展開や設備の大規模な修繕・更新などの際には、銀行融資が欠かせません。銀行融資を受けられなければ、企業活動は大幅に制約されてしまうのです。
ファクタリングを利用する会社の中には、銀行融資が受けられないために、やむを得ずファクタリングを利用しているケースも多いです。その場合には、ファクタリングを利用すると同時に経営改善を図り、銀行融資を受けられる状況に持ち込むことを考えなければなりません。
具体的には、以下のように考えます。
即日ファクタリングなども活用して、短期間の資金繰りを回しながら真っ先に取り組むべきことは、支払いサイトと回収サイトの改善です。支払いサイト・回収サイトの改善は時間をかけて進めるものですが、着実に効果が期待できます。
支払いサイトを改善すれば、支払いを先延ばしできます。手元に現金が残る期間が長期化するため、資金繰りが楽になります。支払いサイトが短い取引先からの仕入れを減らし、支払いサイトが長い取引先から仕入れるなどによって改善できます。
難しいのが、回収サイトの改善です。自社が売り手であるだけに、取引先の条件をある程度受け入れる必要があり、回収サイトの短縮が受け入れられにくいためです。しかし、単価の引き下げや小ロットでの対応など、代替条件の提案を提案すれば回収サイトを改善できることも多いです。
回収サイトを短縮すれば、売上が短期間で入金されるようになり、手元資金が潤沢になります。支払いサイト・回収サイトの改善によって資金繰りが良くなれば、銀行からも評価されやすくなります。
もちろん、回収サイトの改善によって、ファクタリングの条件も良くなります。すぐに銀行融資を受けられずとも、ファクタリングによる資金調達の条件が徐々に良くなり、経営改善を軌道に乗せることができます。
ファクタリングを活用しながら銀行融資を受けられる状態になれば、おそらくファクタリングの条件も良くなっているはずです。
多額の資金調達には銀行融資を、即日などスピード重視・少額の資金調達にはファクタリングを活用でき、あらゆる状況に対応できる堅固な経営基盤を作ることを目指してください。
即日でファクタリングするための会社選び
即日ファクタリングを経営改善に役立てるには、複数の会社を比較しながら、自社に適したファクタリング会社を選ぶことが絶対条件となります。
資金繰りショートの危険がある場合、「とにかく早く現金がほしい」と思うあまり、「早ければ他の条件には目をつぶる」と考えることも多いです。これが高すぎる手数料を受け入れてしまう原因にもなります。
もちろん、即日対応によるファクタリング会社の負担も考えると、ある程度手数料が上がることには納得しなければなりません。しかし、即日対応を切実に求める会社の足元をみて、悪条件でのファクタリングを迫る悪質な会社があることも事実です。
本稿の総仕上げとして、悪質業者を避ける方法と、経営改善・効率化に役立つ優良ファクタリング会社を選ぶポイントをまとめていきます。
手数料を比較する
真っ先に比較すべき条件は手数料です。ファクタリング手数料の仕組みや、財務に与える影響は既に解説した通りですが、手数料を慎重に見極めなければファクタリングの効果は小さくなってしまいます。したがって、
・基本手数料が低いファクタリング会社を選ぶ
・手数料の表記があいまいな業者は避ける
・乗り換えで手数料が低くなる会社を選ぶ
・繰り返し利用することで手数料の優遇を受けられる会社を選ぶ
などを詳しく比較していきましょう。
気をつけたいのは、手数料の設定が分かりにくい業者です。例えば、
・「買取手数料 1%~」などと手数料の下限を低く設定し、上限は明記しない
・「買取手数料 5~30%」など、上限が高く設定されている
・手数料以外にかかる費用の有無が明記されていない
などの場合、あまりにも高い手数料を請求されたり、手数料自体は安くとも多額の諸費用を請求されたりする危険性があります。
即日対応の可否を比較する
即日対応を受けられるかどうかをしっかり比較することも重要です。なぜならば、即日対応を謳いながらも、即日で資金調達できないケースもよくみられるためです。
「即日対応」には、様々な解釈が可能です。申し込みから入金まで即日で行われるのが理想的ですが、
・審査は即日で行われるが、入金は即日ではない
・「即日対応」とは「最短即日対応」のことであり、ケースバイケースで対応している
といった解釈も成り立ちます。
悪質業者でなくとも、このような認識のずれは起こります。即日で確実に資金調達するためには、即日で入金されるかどうかをきちんと確認することが重要です。
オンライン対応の会社がおすすめ
即日対応のファクタリング会社の中には、手続きがオンラインや電話で完結する場合も多い一方、ファクタリング会社への訪問を求めている場合もあります。
即日対応を希望するならば、オンラインや電話で手続きできる業者を選ぶべきです。訪問する場合、訪問時間を調整する必要があるため時間がかかり、即日対応を受けられない可能性があります。
必要書類も要確認
ファクタリング会社のホームページで、手続きに必要な書類も確認しておきましょう。
会社ごとに必要な書類は異なり、登記簿謄本や決算書を求められる場合もあります。即日ファクタリングを希望する会社が、そのような書類を事前に準備しているとは考えにくいです。したがって、必要書類が多いファクタリング会社では、即日資金調達が現実的に不可能です。
手元にある書類だけでファクタリングを依頼できるファクタリング会社を選んでください。
契約のタイミングに注意
このほか、契約の流れにも注意してください。ファクタリング契約では手数料や支払いに関する取り決めも行うため、売掛金を審査した上でなければ契約を交わすことはできません。契約時点で手数料や支払期日が確定しているのですから、即日で入金されるかどうかも分かるのです。
不明点が多いタイミングで契約を迫る業者は、悪質業者の可能性があるため避けるべきです。
また、即日入金が受けられない、手数料が高いなど、契約内容に納得できない場合には契約を見送り、他のファクタリング会社を探すのが良いでしょう。
取引実績を比較する
最後に、取引実績の比較も参考になります。
取引実績が豊富であれば、取引データの蓄積も多いと考えられます。過去のデータから売掛先の信用をチェックし、適正な手数料でスピーディに対応できる可能性も高いです。
ただし、業歴はあまり参考になりません。他業種では、業歴の長さが信用の高さになることも多いのですが、ファクタリングが普及し始めたのはごく最近のことであるため、優良・悪質を問わず業歴の短い会社がほとんどです。
業者選びの余裕がなければMSFJがおすすめ
上記の通り、複数のファクタリング会社を、様々な要素から比較していく必要があります。時間的な余裕がなく、十分な比較ができないことも考えられますが、だからといって比較せずに選ぶことはファクタリング活用における最大のタブーです。
比較の余裕がない場合、まずMSFJの検討をおすすめします。MSFJは優良業者としての特徴を兼ね備えており、真っ先に検討するファクタリング会社に最適です。
【手数料】
・即日対応の手数料は3.8~9.8%であり(業界最低水準)、上限でも10%を超えない良心的な設定
・手数料以外の費用は一切請求されないと明記している
・即日ファクタリングにこだわらなければ手数料を1.8~6.8%に引き下げ
【手続き】
・訪問、電話、Webで手続き可能
・必要書類は身分証明書、通帳コピー、請求書、発注書のみ。別途書類作成や登記手続きの必要はなし
・審査後に買取条件を確認した上でファクタリング契約できる
【即日対応】
・300万円ファクタリング可能なプラン「クイックファクタリング」は即日審査・即日入金と明記
・5000万円までファクタリングできる「プレミアムファクタリング」は審査に1営業日以上かかる可能性もあるため要確認
【取引実績】
・取引実績1万件以上
・2015年11月創業(約5年間で1万件以上の取引実績)
以上のように、MSFJは4つの比較対象の全てにおいて優れていることが分かります。MSFJならば、どのような会社でも満足のいく形で即日資金調達できるはずです。
もちろん、時間に余裕があるならば、より多くのファクタリング会社を比較して自社に適した業者を選んでもよいでしょう。
契約の流れから見るMSFJと他の即日ファクタリング会社との比較
MSFJ株式会社にお問い合わせいただく内容の殆どが、早急に資金調達が必要な事業者様からのご相談になります。納期のズレで予定していた入金日が遅れてしまった場合や予想外の急な出費等で事業資金が足りなくなってしまった場合など、理由は事業者様によりそれぞれですが、急な資金調達が必要なケースは事業をしている上ではよくあることです。
ファクタリングの第一の特徴は、早急に資金調達が可能というところにあります。
では、どのくらい早く現金化できるのでしょうか。早急といっても銀行融資では審査から資金調達まで数週間~1ヶ月を有しますが、それに比べて早いという程度では間に合わない事業者様が多く、インターネット検索で「ファクタリング」と検索すると、「ファクタリング 即日」と検索している方が多く見られるように、今日明日にでも現金が必要な方が多いのが現状です。
MSFJ株式会社では、早急に資金調達が必要な事業様のために即日ファクタリングサービスを強化しています。そこで今回は即日にファクタリングをする方法について説明させていただきます。
まず、即日ファクタリングとは、ファクタリングをお申し込みいただいたその日に契約を完了し、事業者様の口座へファクタリング業者から振り込むサービスです。事業資金が不足していると思ったその日に資金調達ができる、ということです。
即日ファクタリングの流れ
①即日ファクタリング可能なファクタリング会社を選ぶ
「ファクタリング」とインターネット検索すると多くのファクタリング会社が検索結果に上がります。ファクタリング会社によっては、契約の際に面談が必須な会社もあります。面談が必要な場合は即日でのファクタリングは難しいことが多いので即日ファクタリングをご希望の際は、即日ファクタリングを取り扱うファクタリング会社を選ぶ必要があります。即日ファクタリングを取り扱う会社でも、事業者様の状況により即日では対応不可能な場合もありますので、一度検討しているファクタリング会社へ問い合わせてみると良いかと思います。優良な会社であれば資金調達にかかる時間の目安を親切に教えていただけます。
②希望のファクタリング会社へ申し込み
利用するファクタリング会社を決め、申し込みをします。
申し込み方法はファクタリング会社によりそれぞれ違います。
③必要書類を用意する
申し込みの際にファクタリング会社から利用者様に、ご用意いただく必要書類の提示があります。ファクタリングの審査に当たり必要の書類になります。必要書類の内容はファクタリング会社によって違いますが、ほとんどの会社が下記資料を必要とします。
●代表者様の身分証明書
運転免許証やパスポート、健康保険証等、身分の証明できるものをご用意ください。
●商業登記簿謄本
登記簿謄本(登記事項証明書と同じです。登記簿謄本は電子化される前の名称で、現在は登記事項証明書と呼ばれています。)とは、不動産登記や商業・法人登記など、法務局に登記された内容を証明するものです。主な取得方法は、法務局の窓口で申請してその場で受け取る方法と、オンラインで申請した後に窓口または郵送で受け取る方法があります。窓口での交付の場合、会社の所在地に関係なく全国どこの法務局でも取得可能ですので近隣の法務局で取得してください。
手数料は一通600円です。
オンラインでの請求は、法務局の「登記ねっと」から行います。
手数料は窓口で受け取る場合は一通480円、郵送で受け取る場合は一通500円です。
手数料の支払いはインターネットバンキングやATMからの振込に対応しています。
●印鑑証明書
自治体に印鑑登録した内容を証明するものです。主な取得方法に、役所の窓口での交付と、コンビニでのプリント(マイナンバーカードが必要)があります。印鑑登録をした本人または代理人でも取得可能です。
窓口での交付は、印鑑登録証を持参し印鑑登録をした自治体の役所の窓口で受け取ります。
手数料は自治体により異なりますが300円前後です。
代理人が受け取る場合は自治体によって変わりますが、委任状や代理人の身分証明書が必要になることが多いです。
マイナンバーカードをお持ちの場合、全国のコンビニエンスストア等のマルチコピー機を利用して、その場でプリントできます。(対応する店舗で、毎日6時30分から23時までの間に利用可能)
手数料は自治体により異なりますが200円前後です。
●法人税確定申告書や決算報告書(会社の業績を把握できる資料)
法人税の確定申告で税務署へ提出した財務関係書類のことになります。申告を行っていない、設立したばかりで決算期が未だ到来していない等の理由で当該書類のご用意が難しい場合はご相談ください。
●売掛先企業との基本契約書
●発注書・納品書・請求書など
売却する債権があることを証明するもので、重要な書類になります。
●過去の入金が確認できる通帳のコピー
入金の確認できる通帳やWeb通帳です。
売掛企業と継続的な取引が行われていること、確かに取引先から振込があったことを証明するために取引履歴の確認が取れる通帳コピーの提出が必要です。
上記資料を利用者様の方で事前にご用意いただければスムーズに審査が行えます。
MSFJ株式会社では、上記資料を提出いただくよう利用者様へお願いしていますが、書類がすべて揃えられない方でも他の書類で代用できるよう柔軟に対応しています。不足書類がある事業者様でも、まずはご相談ください。
また、書類の不足により他社では断られてしまった事業者様も、弊社で対応可能な場合もございますので一度ご相談ください。
④審査
審査をし、無事に通過をすれば申し込みをしたその日にお振込みになります。
MSFJ株式会社の即日ファクタリングの流れ
MSFJ株式会社では、早急に資金調達が必要な方のために即日ファクタリングサービスを強化しています。お申し込みから審査、契約までをオンライン上で完結可能にすることにより、より簡単に、早く手続きができ、お手持ちのスマホやPCひとつで即日ファクタリングの提供が可能になりました。
オンラインでファクタリングが完結可能になったことにより、面談で足を運ぶことも書類を郵送する手間もなくなり電話でのやり取りも省け、遠方や地方の方でも簡単にファクタリングを利用出来るようになりました。
また、従来の営業時間内に電話申込の場合、仕事が忙しくなかなか平日電話をする時間が取れない方はやり取りや資料送付に時間がかかってしまい資金調達に時間がかかってしまうことがありました。
ですが、オンラインでファクタリングが完結可能になったことにより24時間いつでもオンライン申し込みが可能になりました。下記がMSFJ株式会社の即日ファクタリングの流れになります。
①ご相談・お問い合わせ・お申し込み
弊社ホームページ上の申し込みフォームによりオンラインでお申し込み
その他お電話・メールフォームどちらも受け付けております。
オンラインの場合、アカウント登録・お客様情報登録を行います。
②請求書情報・必要書類の提出
専用フォームによりオンライン上で行います。
③スピード審査
提出資料をもとに審査をさせていただきます。
④審査結果・買取り可能額表示
オンライン上で審査状況が確認可能です。
⑤契約
オンライン契約にて契約書を締結します。
⑥入金
契約完了後、即日でお客様ご指定の口座へお振込みいたします。
夜20時まで当日中のお振り込みが可能です。土日祝祭日の場合、翌営業日のお振り込みになります。
⑦請求書先払いへ振込
売掛先からの入金があり次第、弊社指定の口座へお振り込みをお願いします。
これで取引は完了になります。
オンラインファクタリングの導入により、より簡単に、早急に資金調達が可能になりました。もちろん電話やFAXでの対応も可能です。
MSFJ株式会社では即日ファクタリングを多く取り扱っており、審査通過率も93%以上と高くなっておりますので、早急に資金調達が必要な事業者様は是非一度ご相談ください。
「即日ファクタリング」まとめ
本稿では、ファクタリングについて基本から応用まで詳しく解説しました。即日ファクタリングを経営改善に役立てる方法やファクタリング会社の選び方も理解できたことでしょう。
その場しのぎで利用するか、長期を見据えて経営改善のためにどしどし活用していくかによって、ファクタリングの効果には雲泥の差が出ます。本稿を読んだ皆さんは、ファクタリングで難局を乗り切るだけではなく、経営改善のためのカンフル剤として活用してほしいと思います。