個人事業主様のファクタリング事例 建設業編
回は個人事業主様のファクタリング事例について解説していきます。
前回記事のように個人事業主様のファクタリング利用は敷居が高いということを説明しました。
また、個人事業主様の多い建設業の事例になります。
宇都宮市で個人事業主として鉄筋工事業を営んでいる田中さんのファクタリング事例です。
田中さんは、以前勤めていた会社から独立して個人事業主を営んで三年目になります。職人も五人採用でき経営自体は順調でした。
しかし、急な出費や元請けからの入金遅れなどにより従業員の給料分、約300万円の資金調達が必要になりました。創業当初から無借金経営を行なっており銀行やノンバンクからの借入実績はありませんでした。銀行にも話をしてみましたが審査に時間がかかってしまうとのことで月末の給料支払いには間に合わない状況でした。
もし、給料が払えない状態になると職人が辞めてしまう可能性もありますし、田中さんの信用はガタ落ちです。
信用で今までやってきた田中さんにとっては月末の資金ショートは絶対に避けたい事態です。
田中さんは別の資金調達方法を見つけなくてはいけません。
そこで田中さんがたどり着いたのがファクタリングです。幸い田中さんには来月末入金予定の売掛債権が500万円ありました。
この売掛債権は元請けからの入金2ヶ月分です。1ヶ月分は遅延分です。
田中さんは売掛債権を買い取ってくれるファクタリング会社を探すことにしました。
ですが、個人事業主可能なファクタリング会社が少ないという現実を知りました。
インターネットで個人事業主でも可能なファクタリング会社を探し複数社に問い合わせることにしました。
そのうち一社にMSFJが入っておりました。
まず、他に申し込んだファクタリング会社は希望額が高いということで審査NGでした。
弊社はまず、宇都宮まで行き田中さんに会うことにしました。
田中さんから色々状況をヒヤリングしてなんとか債権を買い取ることができました。
他社のファクタリング会社がダメで弊社が買取できた理由は、ズバリヒヤリングです。
事業の状況や売掛債権の状況など電話やメールで伝わらない状況が対面の面談で聞けたのが大きいです。
田中さんは今回、無事に資金調達ができ、今では事業は順調とのことです。