ファクタリング業界の裏事情
ファクタリング業界の裏事情
ファクタリング業界の裏事情を公開します。私の個人的な意見になりますので参考までにしてください。
小規模のファクタリング会社がほとんど
日本には数多くのファクタリング会社があります。そのほとんどが、従業員5名以下の小規模な会社になります。逆にある程度の規模でサービスを提供している会社はほんの一握りです。小規模のファクタリング会社は、闇金に違い違法行為を行っていたり手数料が高額だったりします。小規模である以上、契約に手間がかかってしまうので、数をこなすことが出来ません。なので、量より質ということで必然的に手数料が高額になります。
逆に規模の大きいファクタリング会社は数をこなせますので必然的に手数料が安くなります。
ファクタリング会社も赤字リスクが高い?
ファクタリング会社も赤字になることが十分に考えられます。その理由は、売掛金を回収できなくなることが少なくないからです。売掛先の倒産や詐欺まがいの契約によって回収できなくなるからです。
2000万円の買取を行って、回収出来な買った場合、その他で2000万円以上の営業利益がないと赤字になってしまいます。また、先ほど少し述べましたが、ファクタリング会社を利用して、詐欺行為で資金を得る会社もあります。例えば、一つの売掛債権を複数社に買い取らせた場合です。そのような行為を事前に発見するのは簡単なことではありません。
ファクタリング会社も大きなリスクを抱えています。
手数料が担当者のいい値で決められることもある
小規模なファクタリング会社ほど、手数料の会社基準がない場合が多いように思えます。会社基準がないと、担当者が独断で手数料を決定する場合があります。その場合、担当者から高額な手数料を提示されたりします。
ファクタリング会社を作るのに資格や免許は必要ない
よく勘違いされている方がいますがファクタリングは貸金業ではありません。したがって金融免許も必要ありません。また、現時点では監督省庁もなく法規制もされていませんので、ファクタリングを規制する法律はありません。なので、まとまった資金さえあれば誰でもファクタリング会社を作ることができます。ただ、利益を出すとなったらそれなりのノウハウが必要になります。参入障壁が低い分、ファクタリング会社選びには慎重になるべきです。間違ったファクタリングを選択してしまうと資金繰りが悪化してしまう可能性も十分にあります。
ファクタリングは正式に認められた資金調達方法であることは間違いありません。使い方次第では、資金繰り改善ができる素晴らしいサービスです。
ですが、会社選びを間違えると大変なことになってしまいます。
好ましいファクタリング会社の基準
・規模がしっかりしている
社員数やホームページ、住所などで判断してください。一等地で社員数が5人以上でホームページがしっかりしている会社が望ましいです。
・ホームページ等で最低手数料と最高手数料を明記している会社
最低手数料を明記している会社は多いですが、最高手数料を明記している会社は多くはありません。申し込みする判断基準で最高手数料を明記しているかで判断するのもいいでしょう。
・少しでも不安な部分があれば他を探す
担当者や会社に少しでもきになる部分や不満があれば迷わず他のファクタリング探しましょう。