クレジットカード債権をファクタリングするメリット
近年、「黒字倒産」という言葉が流行っていますが、その原因の一つとなっているのがクレジットカード決済です。
いままで小売業などは現金取引がメインだったので、資金繰りに関してはある程度対応しやすかったのです。しかし現状ではクレジットカード決済も増えつつあり、売上の入金が1ヶ月先や3ヶ月先、ということになってしまいました。
売上があっても入金が遅いということで、その間の支払いができなくなり、結果として黒字倒産に至ってしまうこともあるのです。
そこで今回注目してほしいのがクレジットカード債権を利用したファクタリングです。
クレジットカードの売上を債権化して、ファクタリングに利用することもできるんですよ。
こちらではクレジットカード債権をファクタリングするメリットを紹介します。
メリットその1~ほぼ100%審査に突破できる~
ファクタリングは必ず利用できるわけではありません。通常のファクタリングであると、売掛先の業績によっては審査落ちになってしまい、資金調達ができない、ということも考えられるのです。
しかしクレジットカード債権のファクタリングに関しては、ほぼ100%審査を突破できます。
そもそもクレジットカードで買物をしてクレジットカードの決済代行会社が支払いをできなかった、といった話を聞いたことはあるでしょうか?ないですよね。
要は、クレジットカード債権は貸し倒れリスクが極めて低い、ということになっているのです。貸し倒れリスクが低いのであれば、ファクタリング業者が断る理由はありません。よって審査が基本的に有利に進む、ということになります。
メリットその2~手数料率が低い~
ファクタリング業者にもよりますが、基本的にクレジットカード債権のファクタリングは手数料率に優れています。
その理由は2つあります。
貸し倒れリスクが低い
3社間ファクタリングが選択できる
まずは前述したように貸し倒れリスクの低さがあります。
決済代行会社から支払いがされない、ということは基本的に考えにくいのです。よって確実に入金があると判断できるので、業者としては手数料率を低くしたとしても問題はありません。
もう一点注目してほしいのが取引方法です。
ファクタリングには2社間取引と3社間取引がありますよね。手数料率に関しては3社間取引のほうが有利ですが、売掛先に通知されてしまう、といったデメリットがあります。
クレジットカード債権のファクタリングも売掛先に通知されてしまいますが、相手は決済代行会社ですからね。ファクタリングが知られてしまったとしても取引がなくなるわけではありません。よって気にせず3社間取引が選択できるのです。
メリットその3~入金サイクルが早められる~
クレジットカード債権の入金までにはどうしても時間がかかってしまいます。
現金取引と比べるとキャッシュフローが悪化してしまうことに。
最大で3ヶ月程度入金までに時間がかかってしまうこともあります。資金繰りが悪くなっている時には、その入金サイクルの遅さが死活問題にもなるわけですよね。
でもファクタリングであれば2ヶ月や3ヶ月先の債権であろうと、最短即日入金が期待できます。要は入金サイクルを圧倒的には止められるわけ。
前述したように「黒字倒産」担ってしまう企業が多くなっています。それらの多くが入金サイクルの遅れが原因となっています。だって黒字ということは売上が良い、ということですからね。入金さえ早くなれば対処できるはずなのです。
クレジットカード債権がファクタリングに利用できる、ということはあまり知られていません。まずはクレジットカード債権もファクタリングできる、ということを覚えておきましょう。困った時にはファクタリングをして資金を確保してくださいね。