【2019年版】運送業者のファクタリング活用術
運送業者が昨今大きな注目を集めています。
通販事業の拡大により、需要が極めて高まっているのですが人材の確保が難しく対応しきれない、といった状況が生まれているのです。中には違法操業状態に陥っている会社も少なくありません。
需要が高まっているからと言って、どの会社も儲けているわけではないところにも注目です。
需要が高いということは、支出も大きくなる可能性を秘めているということ。
実際に運送会社の中には資金調達をしなければならない状況に陥っているところも珍しくありません。さらにファクタリングを定期的に利用している業者もあるのです。
こちらでは運送業界におけるファクタリングを利用すべきタイミングについてお伝えしますね。
故障や事故などの問題が発生した時にファクタリングを活用しよう
運送業者の生命線となってくるのが「車両」です。
2トントラックや4トントラックなどを複数台持っている会社もたくさんあります。規模の大きなところになると100台単位で保有していることも。
しかし多く保有していればいるほど、故障や事故のリスクが出てきますよね。
予想外の出費に悩まされるケースも珍しくありません。
仕事が少ない時期に故障や事故がある場合には問題ないかもしれません。しかし仕事が多い時期に故障や事故などがあると、車両が足りないことで仕事を受けられなくなってしまうことも・・・。
大手との取引であれば、今後の仕事の継続が難しくなる可能性だってあるのです。
そこでそういったケースにファクタリングを活用して新しい車両の確保であるとか、修理費用を賄う、ということをおこないます。
仕事が多い時期であれば、多少の売掛金を利用することも特に大きな問題になりません。
それよりも継続して仕事を続けていく、ということのほうが大事なときはあるのです。
人件費の高騰に対応できないときにはファクタリングを活用しよう
運送業界全体の大きな問題になってきているのが、ドライバーの高齢化です。
新規のドライバーが入ってきにくい状況になっており、人件費が高止まりしている状況なのです。
ベテランドライバーばかりになると、定期昇給でどんどんと人件費が高まってしまいますよね。運送コストが増大してしまうわけ。
売上もアップしていれば対応していけるのですが、そう簡単に行くわけではありません。
さらに大口の契約があった場合には、新たにドライバーを雇わなければならないようなことも考えられます。新たなドライバーの雇用にもコストはかかるので、一定の負担になることは間違いありません。
売上が入金してくる前に資金が足りなくなってしまうような状況を避けるためにもファクタリングがおすすめです。
ファクタリングであれば、売掛金を早期に入金させられますよね。要は売上を早く確保できることに。
人件費の支払にも対応できるようになる、ということです。
燃料費の高騰に対応できないときにはファクタリングを活用しよう
特定のサービスステーションと契約価格で給油できるのであれば問題ありませんが、提携などをしていないと軽油価格によっては大きな負担になることも考えられますよね。
中東情勢が不安定化すると、どうしても価格が上昇してしまいます。
燃料費が高騰化すると、会社から出ていくお金も当然多くなりますよね。資金が枯渇する、ということも考えられるわけ。
特に長距離輸送を多く請け負う運送業者にとっては、月々の燃料代というものも大きな負担です。
仮に燃料費が高騰してしまい、対応が難しくなってきたらファクタリングを有効活用しましょう。
もちろん給油に法人カードなどを活用し、支払いを少しでも遅らせる、といった対策も同時に行うのがおすすめですよ。