個人事業主様へ向けたファクタリングについての詳しい解説②
今回は前回のコラム「個人事業主様へファクタリングについて詳しく解説します。」の続きとなっております。
今回はファクタリングのメリットの続きから契約方法について詳しく解説させて頂きます。
ファクタリングを検討している個人事業主様は是非ご参考ください。
ファクタリングのメリット
・信用情報にキズがつかない
ファクタリングは「売掛債権の売買取引」となりますので、借入金ではございません。
そのため信用情報にキズがつかないのです。
ファクタリングを利用したからといって融資を受けにくくなってしまうということは断じてございません。
実際つなぎ資金に活用する方も多数いらっしゃいます。
・担保や保証人が必要ない
銀行融資や金融機関などで資金調達をする際は担保や保証人が必要ですよね。
ですが、不動産をお持ちなっていない事業主様も存在します。
また、時が経つにつれて不動産は価値が低くなってしまいますよね。保証人もなかなか頼みづらい内容でもあります。
ですが、ファクタリングならそのお悩みを持つこともありません。そもそもファクタリングは売買取引です。
そのため担保や保証人が必要ないのです。
2種類の契約方法
ファクタリングには2種類の契約方法がございます。
それぞれのメリット、デメリットを比べて頂いてご利用ください。
【2社間ファクタリング】
2社間ファクタリングとは、お客様とファクタリング会社でお取引をさせて頂きます。
つまり売掛先に知られずに資金調達が可能になります。
そのため「もしかしてこの人最近資金繰り悪いのかな?」などの勘ぐりをされません。
ですが、売掛先が参加しない分、ファクタリング会社はお客様から頂いた資料で債権の存在確認をしなければなりません。
そのため手数料は3社間ファクタリングと比べてしまいますと高くついてしまいます。
【3社間ファクタリング】
3社間ファクタリングとは、お客様とお客様の売掛先、ファクタリング会社でお取引させて頂きます。
2社間ファクタリングと違い、売掛先に承諾を得ないといけませんので、その分のお時間はかかってしまいますが、2社間ファクタリングより手数料が安くなるのがメリットです。
何故安くなるのかと言いますと、2社間ファクタリングの場合は、売掛先が参加しない分、ファクタリング会社は、お客様から頂いた資料で債権の存在確認をしなければなりません。
ですが3社間ファクタリングですと、売掛先様もご参加して頂きますので債権の存在確認がしっかりと行えます。
つまりファクタリング会社のリスクが減る分安くなっていくのです。
また、2社間ファクタリングと違いお戻しは売掛先様から直接ファクタリング会社へ行いますので、お戻しの手続きに時間をかけなくていいのも魅力の一つです。