ファクタリングVSベンチャーキャピタル|審査難易度を比較してみた!
資金調達するにあたり、極めて重要になってくるのが審査難易度です。
どんなに条件が良い資金調達法があったとしても、審査を突破しなければ意味がありませんよね。そして資金調達法によって審査難易度が大きく異なっているのです。
こちらではファクタリングとベンチャーキャピタルにおける審査難易度を比較してみました。
ファクタリングのほうが審査は甘いのでしょうか?
それともベンチャーキャピタルのほうが審査は甘いのでしょうか?
資金調達ができるのか不安を抱えていませんか?
より審査難易度が低い資金調達法を探している、というかたは必見です。
ファクタリングの審査難易度とは?
審査難易度は低いです。
もちろん調達額によっては審査難易度が高くなるおいそれもあるのですが、ファクタリング審査には以下の特徴があります。
赤字でも利用可能
債務超過でも利用可能
税金未納でも利用可能
驚いている方も多いのではありませんか?
審査難易度が低いとされるノンバンクのビジネスローンでも上記のような状態になってしまうと貸し出しが禁止されてしまいますよね。「返済能力がない」と判断されてしまうからです。
でもファクタリングの場合は審査対象が自社ではありません。実は売掛先がチェックされることになります。売掛金を支払うのは売掛先なので、自社が赤字であろうが債務超過状態であろうが税金未納であろうが関係はないのです。
一方で問題になってくるのは売掛先の状態ですね。
売掛先が赤字であったり債務超過であったり税金未納であったりすると審査難易度が一気に高くなってしまいますよ。売掛先が健全経営をしていれば問題はないのですが、そのあたりはファクタリングの難しいところでもあります。
ベンチャーキャピタルの審査難易度とは?
かなり審査難易度は高いです。
ベンチャーキャピタルは出資が失敗になるケースが極めて多いので、審査は慎重に行われます。そもそも審査期間が極めて長い、といった特徴があります。2ヶ月間から3ヶ月間に及んでしまうこともあり、じっくりと調べ上げられてしまうのです。
ベンチャーキャピタルからの出資を勝ち取った会社にしても、10社から20社に申し込みを行っています。そしてやっと1社見つかるか見つからないか、といった確率なのです。
ほとんどは審査落ちになってしまうので、審査難易度は極めて高い、と言わざるをえません。
ではなぜベンチャーキャピタルの審査難易度は高いのでしょうか?
まずは金額があります。
ベンチャーキャピタルが出すお金は高額になることもあり、1億円を軽く超えてしまうこともあるのです。数億円の出資をするとなると慎重になるのも当然ですよね。
さらにベンチャーキャピタルの目的は大きなリターンです。出資して得た株式の価値が高まり、高く売れることを望んでいます。出資したお金の10倍や20倍というリターンを期待しているのです。
高いリターンを狙っているので、審査は当然慎重になります。単に返済してもらえればOKの融資とは全く異なっている、ということは理解しておかなければなりません。
審査難易度比較まとめ
審査難易度はファクタリングのほうが低いです。
ベンチャーキャピタルに比べ資金調達額が低くなっており、さらに審査対象も異なっているからです。ファクタリングの場合は自社が審査対象なのではなく、一般的に売掛先が審査対象となります。なので自社が赤字であったとしても一般的には問題ありません。
ベンチャーキャピタルに関しては、事業計画や将来性など様々な部分がチェックされます。一つでも問題があると出資してもらえないかもしれません。極めてハードルが高い資金調達法なのです。