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ファクタリングは、面談なしで利用できる資金調達方法です。以前までは金融機関から融資を受ける際と同様に、ファクタリング会社へ足を運び、面談を受ける必要がありました。しかし、現在はファクタリングに関する全ての手続きをオンライン上で完結することができる「オンライン完結型ファクタリング」が主流になりつつあり、面談なしで利用できるファクタリング会社が増えてきています。面談を必要としているファクタリング会社もありますが、ビデオ電話ツールの「Zoom」を使用するなど、対面での面談を行っているファクタリング会社はほとんどありません。
ファクタリングを面談なしで利用するメリットは、以下の3つです。
ファクタリングを面談なしで利用することで、素早く資金調達できるというメリットがあります。面談がある場合は、ファクタリング会社へ足を運ぶ必要があるため、移動時間が必要です。近辺にファクタリング会社があれば、それほど時間がかかるわけではありませんが、近辺にファクタリング会社がない地方企業の場合は、面談を受けるために多大な時間を要することになります。一方ファクタリングを面談なしで利用する場合は、面談にかかる準備や手間を省くことができるため、資金調達までにかかる時間を短縮することが可能です。また、面談を行う日程を気にする必要がないため、好きなタイミングで資金調達を行うことができます。
面談なしで利用できるファクタリング会社は、手数料が低い傾向にあります。なぜなら、本来であれば面談に配置しなければいけない社員を他の業務に回すことができ、さらなる利益を見込めるからです。ファクタリング会社側の負担を減らすことにより、融資などと比べて高いと言われているファクタリング手数料を低くすることができます。特にファクタリングの利用に関する一連の取引をオンラインで完結することができる「オンライン完結型ファクタリング」では、面談だけでなく諸手続きも簡略化することができるため、10%以下の手数料で利用できる可能性もあります。
ファクタリングを面談なしで利用することで、売掛先に知られずに資金調達できるというメリットがあります。面談を要するファクタリング契約では、ファクタリング会社を訪れた際に売掛先やその関係者に見られてしまい、ファクタリングの利用がバレてしまう可能性があります。ファクタリングは経済産業省も利用を推奨するほど安全な資金調達方法ですが、悪徳業者が多いことや認知度が低いことから、良く思っていない方も少なくありません。そのため、ファクタリングを利用していることを売掛先に知られてしまうと、取引に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。しかし、ファクタリングを面談なしで利用できる場合は、その危険性はありません。ファクタリングの利用を売掛先にバレたくない場合は、面談なしで利用できるファクタリング会社をおすすめします。
ファクタリングを面談なしで利用するデメリットは、以下の2つです。
ファクタリングを面談なしで利用する場合は、悪徳業者を利用してしまう可能性が高くなります。これはファクタリング会社を訪問し、会社の雰囲気や対応品質を確認する機会がないためです。悪徳業者は、公式サイトに架空の住所を記載していることが多く、実際に訪問してみると実在していなかったというケースも珍しくありません。また、優良なファクタリング会社に比べて、十分な社員教育を行っておらず、対応品質が悪い傾向にあります。面談がないファクタリングでは、これらの点を確認することができません。悪徳業者を利用しないためには、記載してある住所をGoogleマップで調べることや利用者の評判・口コミを確認することが重要となります。
ファクタリングを面談なしで利用する場合は、気軽に問い合わせすることができないというデメリットがあります。面談を要するファクタリング契約では、実際に担当者と対面して手続きを進めていくため、契約やファクタリングに関する問い合わせを気軽に行うことができます。しかし、面談なしのファクタリング契約では、担当者と顔を合わせる機会がないため、電話やメールで問い合わせを行わなければいけません。特にメールや問い合わせフォームを利用して問い合わせを行う必要がある場合は、返事を受けるまでに時間を要するケースが多く、とても気軽に問い合わせをできるとはいえません。初めてファクタリングを利用される方は、気軽に問い合わせをできないことにより、契約内容に関して認識の違いが生じる可能性があるため注意が必要です。
面談不要のファクタリング会社で面談が必要となるケースは以下のとおりです。
売掛債権の額面が高額なケースでは、面談不要のファクタリング会社でも面談が必要になることがあります。なぜなら、売掛金が未回収となった場合に、ファクタリング会社が受ける損失が大きいからです。数十万円程度の売掛債権であれば面談なしで利用できる可能性もありますが、数千万円規模の高額な売掛債権をファクタリングする場合は、面談が必要になると考えておいてよいでしょう。
ファクタリングをはじめて利用するケースでは、面談が必要になることが多いです。自社や他社でファクタリングを利用した経験がある場合は、過去の利用実績から面談が不要になることがあります。しかし、ファクタリングをはじめて利用する場合は、契約内容に関して認識の違いが起こらないように面談を行うファクタリング会社が多いです。ファクタリングは、融資などとは異なる「売掛債権の売買契約」であり、仕組みが複雑であるため、ファクタリングをはじめて利用する場合は、利用者にとっても面談を行った方がよいといえるでしょう。
利用者とファクタリング会社の2社間で取引を行う「2社間ファクタリング」を利用するケースでは、面談が必要になることがあります。2社間ファクタリングでは、売掛金が一度利用者に入金されるため、利用者による売掛金の使い込みリスクが生じます。また、売掛債権の存在を証明することができる第3者が取引に参加しないため、売掛債権の2重譲渡や架空債権の利用など、詐欺行為の可能性も否めません。そのため、2社間ファクタリングでは、利用者の信頼性も重要になるのです。2社間ファクタリングを利用する際の面談では、利用者の態度や身だしなみから信頼性を確認し、利用の可否も判断しています。
MSFJでは、申し込みからご契約、ご入金までのファクタリングに関する全ての手続きをオンライン上で完結することができる「オンライン完結型ファクタリング」をご提供しています。ファクタリングを面談なしで利用することができるため、オフィスやご自宅から気軽にご利用いただくことが可能です。また、面談が必要となるケースが多い2社間ファクタリングであっても面談なしで利用することができます。お申込み情報や審査状況にもよりますが、最短即日の入金にもご対応しており、業界最低水準1.8%~9.8%の手数料でご利用いただくことができます。ファクタリングを面談なしで利用したい場合は、ぜひMSFJのご利用をご検討ください。