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ファクタリングを行う大きなメリットとは?債権者からみたポイントを解説します

ファクタリングがにわかに注目を集めているのは、融資など既存の資金調達と比較して多くのメリットがあるからです。

今回はファクタリングを行う大きなメリットを、特に債権者(売掛金を受け取る権利を持っている人)の視点から解説します。

メリットが融資などより大きければ、ファクタリングを積極的に進めるべきです。一方で、注意すべき点があればそれも抑えておきましょう。債権者の地位を最大限有利に利用できるよう、ファクタリングのメリットについて理解を深めておくのが大切です。

ファクタリングの債権者とは?

ファクタリングにおける「債権者」とはどのような方を指すのでしょうか?今回のメインテーマである「ファクタリングにおける債権者のメリット」を考えるうえでまず理解しておきましょう。

事例を考えます 。

製造業A社が、取引先B社に製品を掛売しています。

A社のB社への5月の製品販売額は100万円です。掛け売りは、毎月末日締め、翌月末日払いの契約になっています。この場合、

締め日:5月31日

B社からA社への売掛金入金日:6月30日 となります。

通常の取引であれば、5月分の売掛金を6月30日にA社が受け取って終わりです。

この場合

A社:債権者

B社:債務者

となります。A社は「B社から6月末に5月分の売上100万円を受け取る権利=債権」を持っているので「債権者」となります。逆にBは6月末に100万円支払う義務を負う「債務者」となります。

債権者と債務者は異なるので注意してください。

そして、もしA社が6月30日までに急な資金調達が必要になり、ファクタリングを使った場合、

C社:ファクタリング会社

となります。C社はA社から「6月30日にB社から100万円受け取る権利」=売掛債権を買い取り、手数料を引いた現金をA社に支払います。

2社間ファクタリングの場合、6月30日にA社がC社に100万円を支払い、3社間ファクタリングの場合は6月30日に直接B社からC社に100万円を支払います。

ファクタリングの種類によって、債権者、債務者のお金の流れが異なることを押さえておいてください。

債権者視点で考えるファクタリング10個のメリット

債権者と債務者の違いについて理解していただいたところで、債権者視点から、ファクタリングのメリットをここでは詳しく説明していきます。これらは融資や株式発行による資金調達にはない大きなメリットと言えるでしょう。

  1. 最短即日の現金化が可能
  2. 審査が柔軟で早い
  3. 売掛金回収漏れ、売掛先の経営悪化リスクを減らせる
  4. 規制が融資などと比較して少ない
  5. 信用情報に影響しない、金融ブラックでも利用可能
  6. 2社間ファクタリングの場合取引先にバレない
  7. 売掛債権が回収できなくても請求されない(ノンリコース)
  8. 担保や保証人がいらない
  9. 「オフバランス化」により流動資産が増える
  10. 節税効果に期待できる

最短即日の現金化が可能

債権者にとってファクタリング最大のメリットは、売掛債権を売却することで、急迫の資金需要に対して、現金を調達できることにあります。

融資は当然時間がかりますし、消費者金融でさえも審査に時間がかかります(+信用情報にマイナスとなる)。

一方、ファクタリングは債権を売るのですぐ現金化できるメリットがあります。明後日まで数十万円のお金が急遽必要になった、別の売掛先が倒産し入金が消え、支払いができなくなったなど急な資金需要に対して、ファクタリングによる現金調達は効果的に働きます。 中古品を質屋や中古ショップで売ればすぐに換金できます。それと同じように、融資ではなく譲渡(債権の買取)なので即時現金化が可能であり、今すぐお金が必要な人にとっては、ファクタリングという方法は迅速に資金調達できる、できるこれ以上ない方法になります。

審査が柔軟で早い

銀行や消費者金融からの借入の場合、決算書、既存借入をもとにした審査や信用情報の紹介などで融資実行まで時間がかかります。

また、決算書等の数字が悪く、最近の経営状態がよくない人は、融資の審査で大きく不利になります。

しかし、ファクタリングによる資金調達は、売掛債権の金額のみで判断するので、審査は簡便で迅速に現金化が可能です。前期決算書の成績が悪くても、今ある売上債権が十分な金額ならば、ファクタリング会社は買い取りをします。

資金調達までの審査やハードルが少ないのがファクタリングで、現金化を急いでいる人にはメリットがあります。

売掛金回収漏れ、売掛先の経営悪化リスクを減らせる

売掛先が倒産や不渡りをしてしまうと、売掛金の回収ができず不良債権になってしまいます。そこで、経営が危なそうな売掛先の売掛金については、支払日到来前にファクタリングで現金化し、リスクをファクタリング会社に引き受けてもらうというメリットがあります。

後述の「ノンリコース契約」を締結していることが条件になりますが、多少手数料をファクタリング会社に請求されても、売掛金が不良債権化し、回収できなくなってしまうというリスクを回避できます。ある意味、回収できない可能性がある場合の保険としてのファクタリング利用になります。

ファクタリングで買取ができる債権は、今回の事例のように物を売った時の売掛金だけではなく、相手企業に対する貸付金も買い取りできることがあります。 通常の取引で貸し付けをすることはあまりありませんが、広い意味で「ツケ」の回収もファクタリングによる買い取りで可能な場合があります。

貸し倒れによる不良債権化リスクを考えた場合、多少の手数料を支払っても、ファクタリングにより現金化し、リスクヘッジを図るという方法があります。 売掛金回収漏れや「ツケ」の貸し倒れが危惧されるクライアントと取引がある場合、特に現金に困っていなくても、債権者としてファクタリングを行い、リスクをファクタリング会社に移転するというテクニックが使えます。

規制が融資などと比較して少ない

融資を受ける場合、借りる先が銀行であっても、消費者金融であっても、銀行法や貸金業法など様々な法律が厳格に適用されます。

上限金利や「総量規制」(消費者金融の場合)を超えた融資を受けることはできず、バレると金融機関に厳しいペナルティが待っています。

しかし、ファクタリングの場合は融資ではないため、銀行法や貸金業法の適用外です。つまり、規制が厳しくなく、売掛債権さえあれば、弾力的な運用が可能になっています。 フ

ァクタリングは「売掛債権の譲渡」になるので、融資の枠組みではなく、中古ゲームや本、骨とう品、貴金属の売買に近い立て付けになっています。

メリットは法規制が少ないことですが、その逆として、法的保護も少なく、悪徳ファクタリング会社と契約しても守られない可能性があります。 融資の場合。上限金利(20%)を超えた契約は無効、取消にできますが、ファクタリングはそのような法規制がないため、民法や商法の一般原則が適用できるかどうかという状態です。

つまり、年利に直すと、数百%~千%を超えるファクタリング契約も有効になる可能性があり、注意も必要です。 ファクタリング会社は玉石混交であり、法整備については良い面と悪い面があります。本当に困っている会社に対して機動的に資金を提供できる、スタートアップ企業もあり、みなさんの審美眼が試されます。

信用情報に影響しない資金調達である

ファクタリングは融資ではありません。つまり、事前に信用情報機関への照会がありません。このことは、債権者で過去に返済事故を起こした人や自己破産をした人など、いわゆる「金融ブラック」と呼ばれる状態にある人にとっては、「信用情報ブラック」(信用情報に問題あり。「信用できない人」)で審査にはじかれるリスクがありません。

過去に信用情報ブラックになった人の資金調達手段として、ファクタリングは大きなメリットがあります。

金融ブラックの人は信用情報が消えない限り、融資は受けられないので(ヤミ金は可能ですがもちろん絶対にダメです!)、ファクタリングがほぼ唯一の資金調達方法になります(他にはクラウドファンディングなどもありますが)。

2社間ファクタリングの場合、取引先にバレない

ファクタリングは、売掛先(債務者)も同意して、ファクタリング会社が売掛債権を買い取る「3社間ファクタリング」と、債権者(申請者)とファクタリング会社のみの契約で完結する「2社間ファクタリング」があります。 3社間ファクタリングの方が手数料も安いのですが、債務者にファクタリングの事実がバレてしまいます。当然「この会社、お金に困っていて経営状態が心配だ」と債務者にネガティブな印象を与えることになってしまいます。丁寧に説明すればいいのでしょうが、資金調達に迫られている場合、そのような時間もありません。 ファクタリングでも、2社間ファクタリングの場合、債権者とファクタリングとの契約になるので、債権買い取りについて、債務者(取引先、クライアント)にはバレません。 債務者側の評価を落とさず、今までの関係を維持したいならば、2社間ファクタリングを使えばOKです。債権者がしっかり商品やサービスを提供できていれば、ファクタリングの成約も含めて、何の問題もありません。

売掛債権が回収できなくても請求されない(ノンリコース)

通常のファクタリング契約の場合、売掛先が倒産や不渡りなどを起こして売掛金を回収できなくなっても、債権者(売掛債権を売った人)に遡及して(さかのぼって)請求されることはありません。これを「ノンリコース」と言います。 遡って請求されてしまう権利を「償還請求権」と言い、償還請求権がない契約がノンリコースです。通常ファクタリングには償還請求権がなく、ノンリコースがノーマルです。 逆に、償還請求権があるファクタリング契約を要求するファクタリング会社は、かなりブラックな可能性が高く、契約してはいけません。せっかく、リスクヘッジのために換金できるファクタリングのメリットがなくなってしまいます。

担保や保証人がいらない

ファクタリングは融資と異なり、担保や保証人が全く必要ないので、それらが用意できない人には、銀行からの融資よりも有利な条件で現金化できる可能性があります。

融資にも無担保、無保証人のものがありますが、審査条件が厳しく、黒字決算が続いている、借金が少ないなどさまざまなチェックをクリアしなければなりません。 さらに、担保付融資よりも、無担保、無保証人の融資は、利率が高いので、ファクタリングを使ったほうがいいケースも多いのです。

売掛債権のオフバランス化

売掛債権(売掛金)は債務者から回収していないだけで、貸借対照表上は、会社の資産になります。売掛金が多いと会社の資産も合わせて増えることになります。

しかし、実態は回収していない現金であり、売掛金が膨らむことで、帳簿上、会社が肥大化したように見えてしまいます。

資産計上しているが現金でも預金でもない売掛金が膨らむことは、外部(金融機関を含めて)からは非効率的な経営を行っているというマイナス評価につながる可能性があります。

ひょっとすると、回収不能な不良債権(これは負債になる)を資産と粉飾するために「売掛金」勘定を使っているのでは?と思われる可能性もあります。 ファクタリングによって売掛債権を即現金化できます。債権を「キャッシュフロー」に換えることができ、不良債権化の余地のない、流動資産の「現金」勘定にできます。

結果的に金融機関等からの評価もプラスになります。スリムで効率的な経営を行っているという査定になり、このキャッシュフローが多い経営を「オフバランス化」と言います。 オフバランス化できている会社は、借入しやすくなり、より多くの資金調達を融資によって叶えたい場合、メリットが大きくなります。 中長期的な視点で、ファクタリングによってオフバランス化させ、キャッシュフロー経営に持っていくテクニックになります。

このことからも、ファクタリングは緊急の資金調達のための非常手段だけではないことが理解できます。

節税効果に期待できる

ファクタリングが節税につながるというのは少々意外ですが、ファクタリング手数料は経費に計上できます。 例えば、100万円の売掛債権を手数料5万円でファクタリング会社に買い取ってもらった場合、仕訳はこうなります。

借方             貸方  

現金      950,000円  売掛金   1,000,000円 

支払割引料     50,000円

借方の「支払割引料」が経費になります。

損益計算書上の会社の利益を合法的に減らすことができ、ある一定の利益に収めたい場合(補助金や給付金申請など)、有効な場合なことがあります。 とはいえ、売掛金をそのまま(ファクタリングせず)回収した方が、手取りは多くなるので、「ついでに節税になることもある」程度の知識としてインプットしておいてください。

債権者からみたファクタリングのメリットは多い

以上、債権者から見たファクタリングのメリットについて解説しました。ファクタリングは現金がない企業がやむに已まれず売掛金を買い取ってもらう、ファクタリングする時点で経営が危ない、というイメージがありましたが、それだけにとどまらないメリットがあります。

もちろん、不渡りや倒産を避けるため、緊急手段としてファクタリングで現金調達する意味は大きいですが、それ以外にもキャッシュフロー経営など多面的な視点で債権者がファクタリングするメリットが理解できます。

もし、みなさんの会社でも、売掛金勘定をきれいにしたいという場合、融資の際の評価を挙げたいという場合、単発でファクタリングを行うのも1つの手段です。 ぜひ専門家への相談やファクタリング会社へのお問い合わせも含めて検討してみてください。

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